悲しいことがあると開く皮の表紙
卒業写真のあの人はやさしい目をしてる
町でみかけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影がそのままだったから
人ごみに流されて変わってゆく私を
あなたはときどき遠くでしかって
話しかけるようにゆれる柳の下を
通った道さえ今はもう電車から見るだけ
あの頃の生き方をあなたは忘れないで
あなたは私の青春そのもの
人ごみに流されて変わってゆく私を
あなたはときどき遠くでしかって
あなたは私の青春そのもの
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仰げば尊し わが師の恩教えの庭にも はや幾年思えばいと疾し この年月今こそ別れめ いざさらば互いに睦し 日頃の恩別るる後にも やよ忘るな身を立て名をあげ やよ励
窓から流れる景色 変わらないこの街 旅立つ春風 舞い散る桜 憧ればかり強くなってく「どれだけ寂しくても 自分で決めた道信じて、、、」手紙の最後の行が あいつらし
校舎の影 芝生の上 すいこまれる空幻とリアルな気持 感じていたチャイムが鳴り 教室のいつもの席に座り何に従い 従うべきか考えていたざわめく心 今 俺にあるものは
あなたと出逢えてよかった 今ひとり瞳を閉じる心のアルバムめくれば きらめく想い出たちよ続いてく 時はいつも止まらずに変わってく 街も人も愛もみんなずっと忘れない
古いアルバムの中に隠れて想い出がいっぱい無邪気な笑顔の下の日付けは遥かなメモリー時は無限のつながりで終りを思いもしないね手に届く宇宙は 限りなく澄んで君を包んで
暮れなずむ町の 光と影の中去り行くあなたへ 贈る言葉悲しみこらえて 微笑むよりも涙かれるまで 泣くほうがいい人は悲しみが 多いほど人には優しく できるのだからさ
拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです未来の自分に宛てて書く手紙ならきっと素直に打ち明けら
名もない花には名前を付けましょう この世に一つしかない冬の寒さに打ちひしがれないように 誰かの声でまた起き上がれるように土の中で眠る命のかたまり アスファルト押
閉ざしていた窓を少し開く差し込む光に目が眩んだモノクロの部屋に色が灯る消えかけていた僕を照らすようにひとつひとつ並べたピースをひとつひとつ心にはめる内にある闇が
桜色 舞うころ私はひとり押さえきれぬ胸に立ち尽くしてた若葉色 萌ゆれば想いあふれてすべてを見失いあなたへ流れためぐる木々たちだけがふたりを見ていたのひとところに
川沿いに咲いてた サクラ並木を共に生きていくと 二人で歩いた世界に飲み込まれ 吐き出されてもただそばにいたくて もっともっともっと時間の流れと愛の狭間に落ちてあ
君を忘れない 曲がりくねった道を行く産まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂二度と戻れない くすぐり合って転げた日きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる
君よずっと幸せに風にそっと歌うよ愛は今も 愛のままで揺れる木漏れ日 薫る桜坂悲しみに似た 薄紅色君がいた 恋をしていた君じゃなきゃダメなのにひとつになれず愛と知
幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて隠したナイフが似合わない僕を おどけた歌でなぐさめた色褪せながら ひび割れながら 輝くすべを求めて君と出会った奇跡が