叫んで揺れた仙境に潜む
限りない憎悪
耐えて耐えた犠牲の裏
形ない業
重ねた回向の塔崩す
ねだる梢と賽の河原
揺るいだ決意はどこに
揺れて 鳴り響く
世界の沈む姿を見つめる
一切の空
一つ二つ三つ四つ数えて受ける
無限の罰
砕けた自儘の死を告げる
毎に積み出す始めから
えぐれた爪痕胸に
再び ここに立つ
現今刻む 裏切る常に
困難さえ 裏切る言葉
根も葉もない 裏切る自身
絵空事 裏切らず
重ねた回向の塔崩す
ねだる梢と賽の河原
揺るいだ決意はどこに
揺れて ここに立つ
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