少年風を切って肌を締め付けた
エンドロール追って街に手を伸ばす
真夜中忍び込んだ校舎駆け抜けて
プールサイド立って水に顔を寄せた
鮮やかな光探す
羊たちは群れる
急いで 思い出した色を溶かす
泳いで 雪のように白い砂漠
揺らいで 絡み合った髪を撫でる
足宛いて
街灯線になって旅を狂わせた
不確かな地図なぞって
また首をもたげた
寂しさが君を誘う
飲まれてしまう前に
口説いて 行き詰まった帰路を閉ざす
壊して 顔かたちをぼかすガラス
浮かんで 人に酔った波をたどる
話して
2倍速になって
コーヒーも冷めた頃
未来の想像も
時間も届かない場所まで
急いで 飾り合った色を溶かす
泳いで 雪のように白い砂漠
揺らいで 絡み合った髪を撫でる
足宛いて
掴んで 離して
急いで
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