麻実れい
私は桃の花が好き – 麻実れい
美しい人にめぐり会った
春の日の楽しさよ
愛は とこしえに
いついつまでも
固き誓いを交わしましょう
私は桜の花がきらい
ほろほろと
すぐに別れの時が来るから
私は桃の花が好き
いつまでも いつまでも
愛の花が咲くから
ああ 初めて会った日の
晴れた青空
いついつまでも 晴れていておくれ
いついつまでも 晴れていておくれ
美しい人にめぐり会った
春の日の楽しさよ
愛は とこしえに
いついつまでも
固き誓いを交わしましょう
私は桜の花がきらい
ほろほろと
すぐに別れの時が来るから
私は桃の花が好き
いつまでも いつまでも
愛の花が咲くから
ああ 初めて会った日の
晴れた青空
いついつまでも 晴れていておくれ
いついつまでも 晴れていておくれ
明日、月の上で 神様のそばで明日、月の上で 大空のすみで二人は馬車に乗り 幼い時夢に見たものを さがしに行こう私達には風はマジシャン 星のシンフォニーかなでるミ
二人の恋は 終ったのね許してさえ くれないあなたサヨナラと顔もみないで去っていった男の心楽しい夢のような あの頃を 思い出せばサン トワ マミー悲しくて目の前が
羽根扇の風は 故郷の香りプラタナス茂る カタロニヤの香り羽根扇に浮ぶ 遠い日のメロディ限りない恋の 花が咲いたあの日古い港は旗で飾られサルダーナの踊りは続き海と
深い霧の十字路で君と出会ったあのとき心に残るその瞳湖の碧い色にも似て美しく 秘めやかに憂いをただよわす深い霧の十字路で君と出会ったときからあゝこの胸 なぜかふる
たとえ二人は別れていても心の糸はつながれてあなたは私を私はあなたを二人の愛は つながれる切れてくれるな心の糸よ散ってくれるな愛の花 ムラティ花は ムラティ心に咲
人は誰でも 愛を求め人は誰でも 愛に憧る愛はときめき愛はためらい愛ははじらい愛はいたわり愛はなぐさめ愛はやすらぎ愛こそすべて愛こそ命愛はときめき愛はためらい愛は
ひとりただ一人 江戸の町をひとりただ一人 駆けめぐりどこかの空に纏を据えていつもひとり ただ一人で勇みの声に命かけてもおよばぬ恋の面影だいて見上げる空に雲が流れ
朝焼けの光の中に咲き匂う 桜の花かうす紅の面影に似た人求め どこまでも今日も流離(さすら)うああ めぐり逢う時はいつこの恋は この恋は雲の涯まで夕映えの茜の中に