麻実れい
纏しぐれ – 麻実れい
ひとりただ一人 江戸の町を
ひとりただ一人 駆けめぐり
どこかの空に纏を据えて
いつもひとり ただ一人で
勇みの声に命かけても
およばぬ恋の面影だいて
見上げる空に雲が流れ
涙しぐれが纏にかかる
今日も一人で濡れてゆく
今日も一人で濡れてゆく
勇みの声に命かけても
およばぬ恋の面影だいて
見上げる空に雲が流れ
涙しぐれが纏にかかる
今日も一人で濡れてゆく
今日も一人で濡れてゆく
ひとりただ一人 江戸の町を
ひとりただ一人 駆けめぐり
どこかの空に纏を据えて
いつもひとり ただ一人で
勇みの声に命かけても
およばぬ恋の面影だいて
見上げる空に雲が流れ
涙しぐれが纏にかかる
今日も一人で濡れてゆく
今日も一人で濡れてゆく
勇みの声に命かけても
およばぬ恋の面影だいて
見上げる空に雲が流れ
涙しぐれが纏にかかる
今日も一人で濡れてゆく
今日も一人で濡れてゆく
明日、月の上で 神様のそばで明日、月の上で 大空のすみで二人は馬車に乗り 幼い時夢に見たものを さがしに行こう私達には風はマジシャン 星のシンフォニーかなでるミ
二人の恋は 終ったのね許してさえ くれないあなたサヨナラと顔もみないで去っていった男の心楽しい夢のような あの頃を 思い出せばサン トワ マミー悲しくて目の前が
羽根扇の風は 故郷の香りプラタナス茂る カタロニヤの香り羽根扇に浮ぶ 遠い日のメロディ限りない恋の 花が咲いたあの日古い港は旗で飾られサルダーナの踊りは続き海と
深い霧の十字路で君と出会ったあのとき心に残るその瞳湖の碧い色にも似て美しく 秘めやかに憂いをただよわす深い霧の十字路で君と出会ったときからあゝこの胸 なぜかふる
たとえ二人は別れていても心の糸はつながれてあなたは私を私はあなたを二人の愛は つながれる切れてくれるな心の糸よ散ってくれるな愛の花 ムラティ花は ムラティ心に咲
人は誰でも 愛を求め人は誰でも 愛に憧る愛はときめき愛はためらい愛ははじらい愛はいたわり愛はなぐさめ愛はやすらぎ愛こそすべて愛こそ命愛はときめき愛はためらい愛は