息子二人と 愛する妻と
かわいい孫に 囲まれて
春は日吉の 花渡り
家族肩よせ これたのも
妻の支えが あればこそ
酒を飲むなと 酒を飲むなと 妻の声
よう今日までついて来てくれたなあ。
おまえという港がなかったら、真誠丸(しんせいまる)
は座礁するとこやった。おおきに、おおきにやで。
親父(おやじ)みたいな あの酒呑みに
どうしてなった この俺も
悪い酒だと 知りつつも
弱い男の 茶碗酒
あいそつかされ 嫌がられ
酒を飲むなと 酒を飲むなと 妻の声
あんたの体は 家族の命やで。
これからも、おばあちゃんの知恵をかりて、
みんなで頑張っていこうな。さぁ真誠丸の船出や。
押しのひとすじ 後へは引けぬ
仕事に生きる 鬼となる
俺も男の 意地がある
負けてたまるか 真誠(まこと)道
願いかなわせ 日枝(ひえ)の神
酒を飲むなと 酒を飲むなと 妻の声
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男の火祭り – 鳥羽一郎 紅い紅い炎の 大松明が燃えて南部の 夜空を焦がすおやじ見てくれ 精霊舟で俺の闘志は あの火柱だ燃やせ 燃やせ 燃え上がれ裸が躍る 汗がとぶ南部男の ああ 火祭り
北の鴎唄 – 鳥羽一郎 山背(やませ)が吠えれば こころも時化(しけ)る今夜はお前と 朝まで酒づかり荒くれ海にはョー 船もなくカモメが凍(こご)えてョー 鳴くばかりやん衆の港は浜の女が
伊勢湾 – 鳥羽一郎 視界 三百六十度(さんびゃくろくじゅうど)西に鈴鹿の 山脈仰ぎ東はるかに 富士の嶺恋も涙も まとめてすてて青い波間を ゆらゆらと男伊勢湾 船頭ぐらし女泣かせの
負けてたまるか – 鳥羽一郎 苦い涙を しこたま呑んで酔っても眠れぬ 夜がある俺を信じてついて来る部下よ 許せと男泣き想い出すたび 想い出すたび今日の笑顔が 身に滲みる負けてたまるか 一生一
紀州街道 – 鳥羽一郎 北から東へ 旅から旅へ数えりゃ十年 ちぎれ雲 ちぎれ雲空に突き出た 一方杉よ今頃ひとりであいつ どうしてるやけに淋しい 旅の酒だよご免なすって お月さん紀州街道
ZANZA – 鳥羽一郎 ZANZA ZANZAと男船あばよ 出ていく恋港どうせ陸では 暮らせぬカモメあの娘 あきらめなオヨメに行きなよ…ZANZA!ZANZA ZANZAと波しぶき海の
関の孫六 – 鳥羽一郎 火花散らして 打かれながら外に吐き出す 心の濁りそうさ 刀も 人間も鍛えられなきゃ 強くはならぬ関の孫六 男の姿を男の姿を そこに見た折れず曲がらず 優しく熱く
マルセイユの雨 – 鳥羽一郎 港に 待たせた船は夜の 8時に出る俺がもしも 遅れても追いかける 心配するなマルセイユに今夜 赤い雨が降るこんな俺を 信じてくれたお前命ぐらい 安いもんだろ遠く
喧嘩祭りの日に – 鳥羽一郎 ふるさとに喧嘩祭りがあって その日に喧嘩して洒落にならない それっきり寒の秋刀魚を 荒酢でしめた熟れ鮨が昨夜(ゆうべ)届いて泣かされたお袋さんよ 勘弁なふるさと
ねぶた恋歌 – 鳥羽一郎 (ラッセラー ラッセラーラッセーラッセーラッセラー…)俺が死ぬ程ヨ好きだと泣いたあの娘達者でヨいるだろかラッセラー ラッセラーラッセーラッセーラッセラー祭りだ
彼奴(あいつ) – 鳥羽一郎 縄の千切れた のれんを潜り彼奴と交わす 盃は筋の通らぬ 世間の闇に迷い 傷つき 心も枯れた俺を泣かせる 味がする一期一会の 出逢い酒年の頃なら 五十と一、二彼奴
ひとり鳥 – 鳥羽一郎 涙も見せずに 送ってくれたお前の心が いじらしい夜の港に 風吹けば想い出が 想い出が流れてくお前思えば 泣けてくる今夜も泣けるどうにもならない 夢など追っていつ
夜風 – 鳥羽一郎 男はちまちま 生きたら駄目と見知らぬ町へと 渡り鳥明日はどこ行く 旅の空海鳥が 海鳥が呼んでいる夢を追いかけ 陽が落ちて夜風が沁みるお前の代わりの お守り袋時々
羅臼の男 – 鳥羽一郎 流氷鳴らす 冬将軍と男どうしの 酒をくむさいはて港の 漁師らは演歌が似合いな 荒武者だいちばん船の しぶきの華に羅臼魂の 陽がのぼる国後あとに 北海漁場船よたら
厳冬・富山湾 – 鳥羽一郎 能登の岬に 雷鳴れば船をくりだす 夜明け前雪のつぶてに 頬たたかれてヨイショ ヨイショで 網おこしブリでわきたつ ブリでわきたつ 富山湾肌を突きさす 真冬の海も
兄弟酒 – 鳥羽一郎 男が二人で 女がひとり三角波だよ この恋は酒で決めてと あの娘は言うが兄弟酒は 荒浪こえた祝い酒だよ 喧嘩にゃならぬおふくろ話に 兄貴がほろりつられて俺(おい)
海の匂いのお母さん – 鳥羽一郎 海の匂いが しみこんだ太い毛糸の チャンチャンコ背なかをまるめて カキを打つ母さん 母さん お元気ですか案じております 兄貴とふたり海が時化(しけ)れば 時化(
おれの北緯四十度 – 鳥羽一郎 朝は燃える 太陽夜は揺れる 漁火 北の海大漁旗を なびかせ帰る無事を祈り 見守る母のような 灯台かすむ波間の村 潮の香りの村おれの北緯四十度朱(あか)く咲くは
夜霧の運河 – 鳥羽一郎 霧は男の ため息かそれとも女の 寒い吐息かお前と別れた あの日から俺には帰る 場所がない港のような 女だった割れた裏窓 夜霧の運河ふらり気ままに 逢いに来て温も
駿河男節 – 鳥羽一郎 駿河の海と 喧嘩をしても牙がなければ 噛みつけぬ笑っていろいろ この野郎ボロ船修理して 今度こそ勝ちに行くのさ 鼻歌まじり斜めに切ろうと 二つに割ろと俺の命は