香川裕光

  • 忘れ物 – 香川裕光

    また味気ない 朝食を 咀嚼して 飲みこむ 君の匂いによく似ているあの花の名を まだ覚えてる Lonely days どんなに 美しい朝焼けも君がいないなら 僕はいらないLonely days こんなに捨てられないモノばかり残さないでよ 忘れないでよ 部屋の片隅で逆さまにぶら下げられ身動きもできず少しずつ乾いて褪せてく枯れながら 萎れながら深く染まってゆく花びらいつまでも 咲き続ける 君の口癖 聞こ…

  • 宇宙飛行 – 香川裕光

    ああ、何度だっていい 同じページをめくるよ僕を見つめるその瞳を 指でなぞって ああ、月のない夜は 窓辺で空を見てる古びた望遠鏡じゃ 上手に見えない いっそのこと壊れてしまえば 楽なのにな 二度と会えないかもしれない それでも探しにゆくよ銀河の向こう マゼランの彼方までカタチを無くしたとしても 光を放っているよほら 出逢ったばかりの頃のように はにかむ君が眩しい 思い出の数だけ 深く刻み込まれてるし…

  • カチカチの実 – 香川裕光

    Non stopでいいさ 恋 はじまり Future適当に言葉並べ 君を連れ出して ありったけのナンか かき集めて Liar後戻りなんかさせやしないのさ Lady 甘くて苦いその果実を 一口かじれば Ah Ah Ah… 絡み合って湿らせて 貪り合って潜ってく振り乱した君に もっともっともっと深く縛り合った日常に 噛み付くようなキスをして息継ぎなんて忘れ 君に溺れる Non styleじゃなんか S…

  • I still sing – 香川裕光

    何の夢を見ていたんだっけふいに目覚めた午前3時散らかった部屋に遊びに来た月灯りが独りを映す 手にしたモノと失ったモノ数えてみたら笑えてくる一体どこへ向かってるんだっけ何のために唄ってるんだっけ 考えれば 考えるほど自分を見失ってしまうよ本当は本当は 何の取り立てもないこと いつかの君が 歩き疲れ立ち止まった そんな雨の日僕のことを見つけてくれたんだっけ傘を貸したのはどっちなんだっけ 振り返れば 振…

  • 夢花火 – 香川裕光

    ヒグラシの声に 暮れてく町並み君を迎えに 僕は走る群青が空を 塗りつぶしたなら君がやけに幼く見える 今も何も 変わらないよ 出会った頃と同じように 夏の夜空高くに咲いた 花火の光に照らされて君の笑顔が淡くゆれるいつか消えゆく未来なんて 今は僕に預けておくれさぁ手を繋ごう 二人だけの夜に 星が降る 人ごみの中 はぐれないように流れに任せてきたけれど ほら勇気出して 踏み出してみれば懐かしい匂いの風が…

  • マイソング – 香川裕光

    僕は今変わりたいのか 何度も見つめ直した分も未だ何を求めてるのか分からない僕は何処へ行きたいのか 履き慣れたこのスニーカーも歩き出す方向すらつかめない 吐き出しきれなかった 想いが今 溢れ出す 僕の歌が僕の声が 誰かの胸に響くなら迷った心も 嫌いな自分も 透けて見える気がするいつの間にか気付いてしまった 嘘つきな自分覆い隠すことなく そのすべてを 僕の歌と呼べるなら 閉ざした窓すりガラスから こぼ…

  • 妄想列車 – 香川裕光

    隙を突いてギュッと 君の手を握ってあのドアの彼方へ 連れ去ってしまおう走り出した列車に 飛び移ってしまえばいい見つからないように 夢にまでみた 君のドレス姿こんな場所から 見ることになるなんて幸せそうなその涙は まだ蒼い春の匂いがしたゆっくり君が横切ってゆく 二人抜け出した 夜の公園遠い星を君のすぐ傍で見てたバカみたいな夢を並べ くだらないことに涙浮かべいつだって君は 微笑んでいた 隙を突いてギュ…

  • いつかきっと報われる夜だから – 香川裕光

    君に伝えたいことが たくさんあったんだけどいざ目の前に立ったとたん 「さよなら」に変わっていてお別れしたはずなのに 君はいつもそばに居て背中を押すようなフリをして 行く先を塞いでる 押し殺したココロが 叫びながら歌ってる陽気なメロディーで 「コワレテシマイソウダ!」 笑わせても 笑わせても 笑えない夜もある泣きたくても 泣きたくても 涙連れてゆく夜が連れてゆく 他にやりたいことも 今は見つからなく…

  • 不機嫌なベイビー – 香川裕光

    些細なことで しょうもないことであの子はいつでも ヘソ曲げるのさ嗚呼、時を戻して 嗚呼、やり直したいどれだけ音重ねても 消し去れないぜ 不機嫌なベイビーねぇふくれてないで 何か言っておくれよ不機嫌なベイビーそっぽ向かないで いつもの声聞かせてPlease give me one more chance! 離れていたって 嫌になったって微塵も変わらない心の奥から“君の音”が溢れてくるあの手、この手、…

  • Peace Rain – 香川裕光

    雨にゆれる水たまりに 飛び込んでは笑い合えたそんな君が傘の下で うつむいて歩いている たとえ小さなその身体でも 君だけの夢の花は悔し涙がしみこむたび 大きく育ってゆく Hey!『この声は聞こえますか?Hey! 大丈夫さ 君が思うよりずっと遠くへ届いてる Peace Rain 降りそそぐ日は 両手広げて Wow!ずぶ濡れでかまわないPeace Rain 弱虫だって 羽を広げて Wow!アメニモマケズ…

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