何かいいことありそうな明日 – 風

毎日がおもしろい程過ぎてゆく
君と暮らす毎日も 平和すぎる程
「今日は早く帰るつもりだったけど
田舎のやつにさそわれてね
ほら あいつに引越しのとき
世話になったろう
だからさ あと半チャンつまんで
すぐ帰るから
お土産はショートケーキかい
それとも にぎり かい」

この街にももうすっかり住み慣れた
あい変らず遅(のろ)いのは 駅前の工事中
角の酒屋のオヤジともすっかり
顔なじみになってしまって
「オールドにしてよ」なんて言うと
「おや景気いいね」と
「給料日前だから
あんまり無理しないで」
なんて言われて
「それじゃやっぱりホワイトでいいよ」と

今日が終れば 明日までの人生さ
明日は 明日の風に吹かれて
「夕べは タバコが切れたくらいの事で
どなったりして悪かったね
ただ毎日がなんとなく
平和すぎるから
明日も又晴れるといいね……」
何かいいことありそうな
明日になりそう

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終りのない唄 – 風

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