鈴華ゆう子

永世のクレイドル – 鈴華ゆう子

青い空は遠く 広がって
幾つの火が消えるのだろう?

君が願う夢の その欠片を全て集めてゆく

憧れは絡まった車輪
黄昏の様に深く

一人きりではとても 超えられない夜には
悲しみのその全てにと 希望を燈そう

永遠がきっとあって 誰もが手をのばして
いつか君のその手を握るよ

風に舞った砂が降り注ぎ
歩む足は重くなって

例えば今日眠る場所も
何もかもを失っても

朧気な温もりを探した
時が移ろう程に

振り返るだけ過去は
争いを求めたんだ
誰の為にと悩み答えを探して

簡単な位きっと それはすぐ傍にあって
枯れ果てた涙へと変わった

憧れは空回る車輪
錆びついたまま消えた

流れていく日々から 君の声を探そう
両手にはもう持ちきれない程の枷

いつか冷たくなって その日が訪れても
枯れ果てた涙へと変わってても

一人きりではとても 超えられない夜には
悲しみのその全てにと 希望を燈そう

永遠がきっとあって 誰もが手をのばして
いつか君のその手を握るよ

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