俺の親父は 巨大な灯台 太古の怪物に飲み込まれた
砕けたガラス一片を残し それが時々光る 俺の目だ
俺のおふくろは セイウチ手なづけ
牙を剥く医師団を 作って回った
5000 の島と ひとつの半島
海図は俺の背中に 描いてある
俺の名前は 3度変わった
まるで人手にわたった 船のようだ
本当の事を言おうか 試合はいつも仕組まれていた
本当の事を言おうか 俺の体は Ynos 社製
世界中のすべての物と同じだ 片方の目を除いては
俺は何度闘っても 意識を失った事が無い
たまには失いたかった そう
失いたかったんだ
俺の名前はバーン いつまでかわからないが
試合は 5000と1回で 零敗だ
ある日 息子にタンバリン 買ってやったら
それを大きな木の上で 毎日 叩き続けた
その日 破れた タンバリン
川を流れて海へ
そう まだ川があった頃
息子の名前は Hades
見えない男 Hadephobia
地獄が嫌いな Hades
黄泉の国の王となれ
その名を Hade と変えちまえ
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