海を渡る者たちは 長い長い旅終えて ひと休み ひと呼吸
陸に上がる戦士たち 沈む夕陽に 遠い国を想った
窓の外ながめていた 彼女は 流れ星に ひとつだけ 願い事を
「どうか無事でいてください」
羊たちのララバイ ララバイ ララ
誰かのこと想いながら
眠る夜のララバイ ララバイ ララ
それは とても小さな呪文
だから 目を閉じて 数えているの
武器をとる戦士たち 強くなればなる程に 痛むのは 左胸
大空にふりかざす 諸刃の剣 古き母を想った
12時の鐘が響く 故郷の教会では 人々の祈る姿
「きっと帰ってきてください」
羊たちのララバイ ララバイ ララ
誰かのこと想いながら
眠る夜のララバイ ララバイ ララ
それは とてもはかない祈り
たとえ 幻でも 信じているの
草原を駆ける 獣たちも 眠りについて ただ 星は輝く
すくい上げた水も砂も 全部 全部 つながってる
いびつな星が いつだって 僕を 君を 照らしている
君のためのララバイ ララバイ ララ
ひとり ひとつ 守りながら
夢に溶けるララバイ ララバイ ララ
それは とても 小さな呪文
そして 目を閉じる…
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