遼花 -haruka-

  • ムネニキボウヲ – 遼花 -haruka-

    立ち昇る朝日を眺めてたんだ 涙を乾かすため長い夜 震えて 数え切れない 弱音を噛み殺した この国の中の 暗闇を 照らしてゆくのは 僕だけだからすべて壊したい まだ見ぬ世界を開け 今 僕らは生まれ変わるんだ希望が痛みを 乗り越えていくストーリー手を伸ばせば 消えてしまいそうなわずかな光だけで、 ただそれだけで生きてく 運命は僕らを突き落とすんだ いかにも得意そうにあと何度転べば 救われるだろう 僕に…

  • 行方不明 – 遼花 -haruka-

    これ以上 話しても 何も 変わらない信じたかったよ だけど違ったんだ 鞄を一つだけ 抱えて飛び出したんだ 一人さまよう 夜の街並みひどく賑やかで どこか歪んでいた 二度と戻らない そう心に決めた 降り出した雨の中で 指先から凍えてゆくの誰にも気づかれずに 消えてゆく僕は だんだん透明に変わる ゴミ捨て場には 群がる鳥が 居場所を見つけても次の日こは もう立入禁止自由の裏側で 戦い続けて 生きてゆく…

  • 君の味方 – 遼花 -haruka-

    君の涙が あと少し乾いたら話をしよう 小さなベランダで ビルの迷路から 冷たい視線からやっとここまで逃げてきたんだ だから僕は君の味方さいつも何億年の孤独を抱きしめて 歩いてきたんでしょ?…わかってる いつか 大人を許せるだろうから本当の意味で優しい世界を創ろう 都会の空でも 見えたオリオン座今も誰かと戦っているの? たとえ何が起きても仲間さいつも何百トンの不満を噛みしめて 歩いてきたんでしょ?今…

  • 未来航路 – 遼花 -haruka-

    コンクリートの道は あの灰色の港へ続いてる水平線が見たい 行き止まりのない景色 想像してたよりずっと 地球は広いはずさ今すぐ 船を出そう 冒険して生きてゆこう 財宝を奪い返すんだ情熱だけを秘めて 七つの海へ 流れ星が一つ 僕ら祝福するように輝くもう願い事はしない 道はこの手で切り開く 革命の旗掲げよう 風に翻るまま口笛 天に響け僕らが思うよりずっと 未来は広いはずさ勝利の舵を取ろう コンパスの示す…

  • 拳と鎖 – 遼花 -haruka-

    生まれた時から 自由な心をいったい誰が奪えるというの?どんなに傷ついたって 誇り高く守るよたとえ全てが敵でも 荒らされ 踏みつけられた 脈打つ僕の魂鎖に繋がれたまま 拳を握り締めた生まれた時から 自由な心を守る意味など ないと言うのならガラガラ崩れた愛で どうぞ、裁いてよ この身を捧げて 誰かを救えるそんな優しいひとではないけどそれでも信じてほしい守るために挑むよ 倒れそうな時でも 気づけば汚れた…

  • 流星群の時代 – 遼花 -haruka-

    新しく出会っては また別れる あわただしい 人ごみの中僕たちはとどまれない だから今も あがいているんだろう どんなに強く 偉い人も 永遠は買えないのなら僕がいた証も 消えてなくなるの?やりきれない思いだけ噛み締めたまま 同じ時代に生まれて 出会えた奇跡を 今すぐ抱きしめたいどんな小さな事でも 欠けてはいけない つながる歓びを感じてほしい めぐりあえる小さな 奇跡の連鎖を この石を蹴飛ばしたら つ…

  • 無秩序の車 – 遼花 -haruka-

    スピードを競うだけの高速道路ゴールに辿り着けると 嘘つく 対向車線へ ハンドルを切って息もつけないレースをはみ出せ! いらない明日にブレーキを僕たちは言いなりじゃない正しい未来にアクセルをそして 飛び降りろ 無秩序の車 お決まりの将来 踏み潰せる程の勇気を下さい 明日になる前に 安全運転 それが夢ならば痛みも知らない 機械になればいい 崩れた道路でブレーキを僕たちは玩具じゃない道なき大地にアクセル…

  • 声を – 遼花 -haruka-

    作られた台詞ばかり 言わされてたよ 今から思えば窮屈な服を着てさ 何もできずに されるがままに また今日も言えなかった 空き缶蹴飛ばし 歩く帰り道色あせたこの景色で なぜ空だけが あんなに輝くの? 言いたいことも言えずに 押し流されてるだけそうでしょ? あなたも…やりたいこともできずに 押し殺しているなら声をあげろ Woah Woah Yeah!! 君の声を 僕の声を 心の声を ねぇ聞かせて いつ…

  • グッバイ!社会人 – 遼花 -haruka-

    いつもの朝のコンコース 寝ぼけた顔で歩いてる背広の波に押されながら誰のために生きているの? 問いかけても答えはなく今日も長い一日が始まる 無機質なビルに 吸い込まれてく人の粒自分が消えてく気がした数年前ならもっと素直に夢を見てたね本当にやりたいことを ずっと隠してた 自由に 自由に 自分らしさ取り戻せ!Oh yeah! Oh yeah! オフィス街を飛び出そう社会の歯車にどうしたってなれないからい…

  • ホームタウン – 遼花 -haruka-

    最後の朝 むだに早起きしてこの町の朝露を吸い込んだ荷物も全部 きれいに詰めたからもて余して ぼんやりと考えていた 夜更けにずっと 眠れず数えてたけど君までの距離だけは どうしても埋まらない時間はいつも 僕に少し残酷で終わらない砂時計を またひっくり返した 手をふる人 振り返らない人いろんな別れの仕方があるんだって知った「明日戻ってくるよ」なんて冗談を言ったけど 本当に飛んでこれたらいいのに 十字星…

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