港 港 船が着けば
恋の花が咲く ラ
波止場近い あの酒場に
可愛い娘がいるよ ラ
なぜかしら 泣いているよ
別れが かなしいのか
すすり泣いて 娘は云う
ねエ 忘れちゃいやだよ
メケメケ・メ・ケスクセ 別れの話さ
メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ
汽笛が鳴る 船はゆれる
別れが近づく あゝ
ふたりはもう 泣くのをやめ
かたく抱きあう ラ
娘は云う 離れちゃいや
別れが かなしいのよ
そこで男 涙ながし
サヨナラ 船が出るよ
メケメケ・メ・ケスクセ 別れの話さ
メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ
荷物積んで 船は岸を
静かに離れる ラ
ぼくのこころ 信じておくれ
胸のせつなさを ラ
泣いている 娘をみて
思わず 海ヘザンブ
恋ごころに 狂った男
魚も 呆れはてる
メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ
メケメケ・メ・ケスクセ 濡れた身体で
二人は 抱きあう
あとは云えないね ラ・ムール
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