藤原浩

  • しあわせ酒場 – 藤原浩

    鼻歌(はなうた)まじりで 古びたのれんはじけばなじみが 待ってる酒場となり合わせば みんな友ぐちも 文句も 酒の中酔って 笑って また明日(あした)こころ つながる しあわせ酒よ コップの底には 故郷(こきょう)が見える降る星月夜も なつかし酒場老いた両親(ふたおや) 気になるが弱音吐いたら どやされるがまん 飲み干し また明日夢に 向かえる しあわせ酒よ 誰かが歌えば 手拍子そえて小皿(こざら)…

  • 十勝のふたり – 藤原浩

    生まれ育った 十勝の風は日高颪(おろし)か オホーツク知らぬ間(あいだ)に この身に宿る根性(こんじょう) 魂(たましい) 人情(ひとなさ)け抱いて生きてる 抱いて生きてる十勝の男 誰も見えない 運命(さだめ)の糸に引かれ結ばれ 俺お前所帯(しょたい) 始めは手鍋(てなべ)がひとつ苦労も 重(かさ)ねりゃ 花になる笑顔たやさぬ 笑顔たやさぬ十勝の女 泣きも笑いも 分けあい歩くこころ みちづれ めお…

  • からすなぜ鳴く… – 藤原浩

    からすなぜ鳴く あかねの空に泣いて家路を 急ぐのか俺も灯の 塒(ねぐら)が待てば泣かずに家路を 急ぐのにひとり彷徨う せつない胸をなぜに濡らすか あゝこぬか雨 君が残した 抜け殻ひとつ今も捨てずに いるものを月日(とき)は流れて 時代は移り今では令和の 風が吹く何処へ失くした 小さな花よ心涙の あゝ夜が更ける だれが唄うか 路地裏通り昭和流行(はやり)の ブルースか遠いあの日の 時代を駆けたさびし…

  • 男、涙の酒 – 藤原浩

    惚れていながら 我がまま気まま今さら悔いても おそいけどいつもさびしさ 笑顔にかくし耐えていたのか あの涙癒やす術ない 心の傷をひとり呑みこむ 男の手酌酒 恋はせつなく 悲しいものとしみじみ知ったと 泣いていた遠いおまえの いとしさだいて今も心が 痛む夜は酒に浮かべる 面影ひとつひとり呑みこむ 男の苦い酒 女心に やさしさやれず愛することさえ 忘れ果て細いおまえの 背中がゆれた辛い別れを 泣いた日…

  • 倉敷川哀歌 – 藤原浩

    探さないでね これ以上逢えば傷つく 人がいる女 最後の この恋を胸に抱きしめ 流れゆくひとり 川舟 倉敷川よ 柳並木の その影が揺れてあなたに 見えてくるバカね 今更 泣くなんて未練一粒 手に乗せてそっと 浮かべる 倉敷川よ 今日で何年 過(た)つかしら川の流れは 変わらないどうか お願い 幸せに岸に佇(たたず)む 白壁が紅く 暮れゆく 倉敷川よ 人気の新着歌詞 灯 – 藤原浩 泣いた…

  • 伊豆の春 – 藤原浩

    天城山(あまぎさん)から 名前を呼べば優しく答える 山鳩一羽つらくはないかと 振り返りそっと支えて くれた人二人歩いた 峠の道を今日は一人で たどりますどこへ行っても 愛しい影がついて来ますよ 伊豆の春 駅に降りたら 海風吹いて私を迎える 下田の港岬に水仙 咲く頃にきっとおまえを 連れてくる言ったあの日の 約束ひとつ今も大事に しています写真一枚 カバンに入れて二人旅です 伊豆の春 人気の新着歌詞…

  • 君こそわが命 – 藤原浩

    あなたをほんとは さがしてた汚(よご)れ汚れて 傷ついて死ぬまで逢(あ)えぬと 思っていたがけれどもようやく 虹(にじ)を見たあなたのひとみに 虹を見た君こそ命 君こそ命 わが命 あなたをほんとは さがしてたこの世にいないと 思ってた信じるこころを なくしていたがけれどもあなたに 愛を見て生まれてはじめて 気がついた君こそ命 君こそ命 わが命 あなたをほんとは さがしてたその時すでに おそかったど…

  • 学生時代を聴きながら – 藤原浩

    学生時代を 聴きながら焼酎片手に コップ酒裸電球 安酒場無いものだらけの 青春は夢と小銭で 生きられた酔うほどに 想い出す友と騒いだ あの頃を あの歌をいつもアイツが 唄っていたなぁ一人ラジオと 口ずさむ 学生時代を 聴きながら別れたあの娘を 想い出す馬鹿な男の 安い意地一言ゴメンと 言えてたら違う答えが あったはず瞳(め)を閉じりゃ 見えてくる好きなあの娘の 横顔が 泣き顔が古いラジオの ボリュ…

  • 命の限り ニューバージョン – 藤原浩

    ひたすらに歩いてきた ひとすじの遠い道を時に迷い 時に挫(くじ)け ただこの道をもう一度人生を 選べるとしたなら私はどうするだろう ふと…立ち止まる空に満天の星 名も無き道を照らす信じたこの道 命の限り 気がつけば季節は過ぎ 故郷(ふるさと)の母も遠く時の速さ 時の惨(むご)さ ただ思い知るいつかまたあの人に また逢えるのならば私は言えるだろうか ただ…許してと海に億千の鳥 名も無い浜に生きる愛す…

  • 冬子は幸せ見つけます – 藤原浩

    冬に生まれたの だから冬子なの春が遅いのは 名前のせいじゃない色々あって 二年半情けも未練も 残るけど雨の博多を 後にして冬子は 幸せ見つけます 遠い街に来て 違う恋をして生まれ変わろうと 決めてたはずなのにほんとにバカね 気がつけば似ている誰かを 選んでる港神戸の 街灯り冬子は 幸せ見つけます 流れ流されて 着いた北の街きっと今度こそ 旅路の終わりなの凍えた心 暖めて優しく涙を 包む人雪の釧路で…

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