芹澤廣明

永遠のランナー – 芹澤廣明

誰でも夢見るランナーだね

蒼く煙った影が走るね
時間(とき)の波打際さ
みんな真夏の夢見てるねって
君は遠い瞳(め)をしてるよ
君を愛してると
隠して生きられないよ
人は永遠のランナー
見果てぬ夢を追いかけて
白い息を切らせながら行くよ
人は永遠のランナー
涙で胸に傷つけて
青春(まなつ)を駆けてくランナーだね

君が指差す雲の切れ間さ
虹が海に降りるよ
みんなでここにいられたらね…って
細い声が風を止めた
ひとつ空いた席(いす)に
想い出だけが座るよ…
人は永遠のランナー
淋しさっていう荷物を
熱い胸に抱えながら行くよ
人は永遠のランナー
走ることを止められない
誰でも夢見るランナーだね

人は永遠のランナー
見果てぬ夢を追いかけて
白い息を切らせながら行くよ
人は永遠のランナー
涙で胸に傷つけて
青春(まなつ)を駆けてくランナーだね

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