夢に出てきた 母さんの
涙つらくて 目がさめた
強く見えるは うわべだけ
しんは淋しい 渡り者
そりゃ あたいも 人の子さ
好きな男も いたけれど
いまの暮しが じゃまをした
負けず嫌いが あん時は
布団かぶって 泣いたっけ
そりゃ あたいも 人の子さ
たとえしつこい 錆だって
落とす気がありゃ 消えるだろ
故郷(くに)へ帰って もう一度
おさげ姿に 戻りたい
そりゃ あたいも 人の子さ
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三日続いた 雨だってあすはからりと 晴れるだろう一年三百六十五日降りっ通しの 雨はない雨はないこんな淋(さび)しい どん底で燃えた恋なら ほんものだひとつのボロ
せまい地球で どでかくやるにゃゴビの砂漠が 似合いの舞台馬賊 馬賊と 笑わば笑え天下とるには強くなくって なんとする「せめて静かに 暮してみたい」今朝もすがった
酒は飲むもの 悲しみ抱いて飲んで酔うもの ただひとり熱い泪(なみだ)が 出た時はそれを肴(さかな)に あおるものこんな小さな グラスの底にだれがうずめた 恋の味
弱い者には きびしく当たるそれがこの世の 風なのさ気がねしないで こっちへお寄り肩を貸そうぜ 貸そうぜ東京落葉(おちば)花の咲く時 寄りつく人は花が終われば そ
なにも頼みは せぬけれど春が来る 夏が来る 秋もまたどうせ俺(おい)らは ただひとり天上天下 ただひとり熱い泪(なみだ)は あるけれどだれにやる どこでやる 旅
ひとりだ ひとりだ 男の行く道は抜(ぬ)きさしならぬ 意地がある伸(の)るか反(そ)るかの 一発勝負やるンだ このまゝ くじけるもんかくじけるかそうだよ そうだ
さむい さむい さむい夜冷(さ)めた男の こころなら女の泪(なみだ)じゃ つなげないせめて最後の 想(おも)い出に抱いて 抱いて細い身体(からだ)が 折れるまで
酒が泣いた こぼれて泣いたふられた私の 指の先いやだよ やだよ 真っ暗がりさ好きな誰かが 見えなくてああ やだよ酒をおくれ きついのおくれ女が飲むには わけがあ
見てはいけない 夢なのか黒い空から 降る夢は俺の昼寝の ほほをたたいてああ 泣かすじゃないか札束(ゼニ)のブルース人の子なみに 生まれたなら愛も情けも 知ったは
派手にあおる 街あかりだから背中を 向けてやるのさ熱い 熱いなみだなんで なんで落ちる好きでならない あの人だがいまは上げたよ よその 誰かにつらい恋の 吹きだ
連絡船の 着く町へ落ちて流れて もう三年(みとせ)潮のかおりが しみ込んだ赤いネオンの 横文字にすがるわたしは 海の蝶(ちょう)連絡船で 来たころは初心(うぶ)
赤い皮ジャン 風きる肩に生れ昭和の 血潮が通う女だてらに 切るたんかナンセ野暮な野郎が シャクな野郎が 多すぎるこれが正義の 道だと見たら渦に巻かれる 火傷(や
生まれながらの 星なのか俺(おれ)はこの世の ながれ舟拗(す)ねるつもりは ないけれど胸の隙間に 風がふく泥をかぶって 泣いているかわいお前も ながれ舟人の情け
一度決めたら 二度目はいらぬそれが男と いうものさ惚(ほ)れたかたまり かなぐり捨てて恋はこれきり あきらめた花のあの娘(こ)は 汚(けが)れを知らぬ俺がいたん
涙じゃないのよ 浮気な雨にちょっぴりこの頬 濡らしただけさここは地の果て アルジェリヤどうせカスバの 夜に咲く酒場の女の うす情け歌ってあげましょ わたしでよけ
月は東に 夕日は西に旅を行く身は 曠野の中に今日もとぼとぼ さすらい暮しどこに埋めよう はかない夢を恋に泣くのは 若さのためよ空に唄うも つらさのためよ捨てた故
流れ流れて 東京をそぞろ歩きは 軟派でも心にゃ硬派の 血が通う花の一匹 人生だあぁ 東京流れもの夜の暗さに はぐれても若い一途な 純情は後生大事に 抱いて行く浪