神田沙也加

ジターバグ – 神田沙也加

どんな願いも理想も言えないね
変わらない同じ答えをいつも
差し出して腐った昨日は要らないね
裏切られる前に捨ててみろ

使い果たせばいい、飼い慣らせ生命
明日は譲れない、染まれないから
覚悟はもう決まってる
動けない、飢えた批評家は
横目で君を見てる

どうだっていいから、馬鹿は放っておいて
夜においで、踊って、この手を掴んだ
両目は私だけ使って照らそうぜ
焼きつく様な君だけのレーザーライト

好きに順位付け縦に並べては
ハートを捨てナンバーに変えた衝動で
魔法は消えていった
流れ染み付いた厭世観

醜い景色に言葉失って
雨が降る街で濡れた頭で佇む
晴れを待つ人に愚痴をこぼす人
傘の中で指を差してる

どうだっていいから、今は放っておいて
さぁ笑って、歌って、この手を選んだ
リズムは心の臓で感じて踊ろうぜ
焼きつく様に照らされたレイニーステージ

瞳が翳って、言葉失って
色褪せた今日を
ずっと誰かのせいに終われないでしょう

どうだっていいから、馬鹿は放っておいて
夜においで、踊って、憧れを掴んだ
命は君だけに使って果たそうぜ
焼きつく様を照らし続けていこう

手を伸ばせ終わりまで

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