あなたの背中に 顔臥せて
朝までいてよと 泣き濡れた
雪舞いの… 雪舞いの
橋のたもとのかくれ宿
今日は酔えない 手酌の酒に
恋のはかなさ かみしめる
悲しい運命の 待ちぶせを
知らずにほどいた花の帯
雪舞いの… 雪舞いの
夜がいまさら憎らしい
消すに消せない あなたの匂い
乳房にうなじに また燃える
女に生まれた 倖せを
はじめて教えてくれた人
雪舞いの… 雪舞いの
橋のむこうはみれん川
いいの私は こころの妻と
涙かくして 春を待つ
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逢いたくて死にそうよ 思いの丈を一筆 あなたに まいらせ候夜ながのこの秋が わたしを焦(じ)らしますもう これ以上 待てませぬどなたに移り気 されたのですか…単
誰を待つのか 涼しい顔で白いパラソル くるくるまわし納屋橋あたり 絵になるあなた声をかけようか 誘おうか…緑もえたつ 名古屋の街はうまれたばかりの 光のシャワー
夜の暗さに つまずきながら迷い続けた ひとり道寒いこころに 点(とも)してくれた夢の灯火(あかり)が 道しるべ露草 露草 今日からはお前の愛の 露に咲く指に触れ
竹がはじけて 雪がちる胸が泣きます しくしくとつらい つらいの どうすりゃいいの思い切れずに また一夜明かす越前 恋の宿そっとあなたの 手を握り熱い私の 胸にお
すきなお酒で 酔わされてくずした膝には 月のかげあなたって あなたって あゝ悪いひと逢いたいときだけ 呼びよせる信濃路 いで湯の 秋桜の宿こんなちいさな 襟ぼく
ふたりで暮らした あの部屋は汽笛が聞こえる 坂の町逢いたいわ 逢いたいわこんな夕暮れは…ふたつ躰が あったらとためいき残して 消えた人波止場の小雨に 泣きぬれて
遊びなれてる 人なのに燃えたお酒に ついまけて今夜だけよと 許したわたし花が散ります花が散ります 栄町夜が来るたび 泣かされてほどく女の 名古屋帯一度だけなら
一夜(ひとよ)かぎりの 恋なんていやですわたし いやですよ白い障子に 椿の花の紅がもえます ふるえますあぁー、もうだめ…箱根 おんな宿膝にわたしを 抱きよせて冷
二人で暮らした 港町やっと掴んだ 幸せなのにひとり旅する 冷たいあなた私を置いて 何処へゆく船が出て行く 夜霧を連れて涙こぼれる お別れ波止場雲間(くもま)に隠
愛しても結ばれぬ 恋の苦しさに女ひとりの 古都の旅忘れるつもりで ここまで来たが未練が今も 袖を引く京都・嵯峨野路…風が鳴ります 竹の径(みち)木漏れ日の石畳
雨に滲んだ 街灯り泣いているよに ゆれてますもっとやさしく 尽していたら二人に別れは ないのでしょうか雨 雨 雨が雨が降り続くあなたに逢えなく なってからあじさ
初めての旅だから とても嬉しいの一緒にいられる そのことが茅葺(かやぶ)き民家と 鏡のような水面(みなも)に映った 逆さ富士忍野八海…風もやさしい かくれ里悲し
空に浮かんだ 小さな雲は虹を引き寄せ 流れゆく同じ名前(みょうじ)に なれないけれど黙って後から ついて来るやがて大きく 咲かせた花に倖せのせて おまえに送る雨
愛を断ち切る 夜汽車から町の灯りが 消えゆく一人ぼっちの 胸を濡らして熱い涙が あふれる窓に浮かぶ あなたの顔あの日のように やさしいもう一度 凍るからだ抱きし
もうすぐ夜が明けるオレンジ色のベールまとい地球いっぱい 太陽が風の口笛 はこんでくる誰もが 今日一日幸せであるようにさぁ 目覚めよう 新しい朝だいま始まる 希望
行く先も 告げないで北の砂丘に ひとり来た振り向いた 足跡は今も恋しい 涙です「あなたもう 別れましょう」わたしもう 疲れたのあの胸に 二度と帰らない風が哭(な
恋に死ねたら この八代海(うみ)の夫婦(めおと)蛍に ふたりはなれるそんな悲しい 伝説を私に教えて くれたひと逢いたかねぇ あん男(ひと)に涙でるほど 逢いたか
鏡開きの しぶきの虹に咲いて嬉しい 花の宴めでたいね めでたいね今日の門出の はなむけに唄う自慢の ひと節は祝い盃 さあ…… お手拍子惚れてなァ 惚れぬくなら明
ふたりで訪ねたこの街はあなたと私のかくれ里誰にも言えない恋ひとつ赤い風鈴揺れてます“すずめのお宿はどこですか知らぬお方のやさしさよ”命かけて愛をつらぬく女です紅
海沿いの 温泉(いでゆ)の宿でおそろいの 浴衣に着がえ口紅を うすめにさしてくる筈もない あなたを待つの女に 生まれて 来たからは一度は 行きたい 向こう岸渡れ