真依子

千年桜 – 真依子

千年の時空を超えここにいます 遙かなる時空を超えここにいます
この手 この枝 さしのべる春 君に届けましょう 私の心

この峠登りし君の目に 映る私の姿
長く険しい道の途中 心和むひととき
こぼれる笑み花となる

見つめていますいつの日も 花咲き終えたのちも
消えゆく命生まれる命 太陽と月この季節
何度見送り迎えたでしょう

千年の時空を超えここにいます 遙かなる時空を超えここにいます
巡り巡りまたこうして出逢えたのは
君が君を生きてるから 今この瞬間を

迷い苦しみ悩み悲しみ 全て育て導く
長く険しい道の途中 こらえきれない涙も
こぼれてやがて花となる

くじけそうになったなら 思い出してごらん
その先の峠の上に立つ 雨・雪・風に吹かれても
今 咲き誇る 桜のことを

千年の時空を超えここにいます 遙かなる時空を超えここにいます
いつの日にか 君が君でいられる事を 心から嬉しいと思えたのなら
その手 その未来に 千年の花 君は咲かせ続ける この花のように

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