相楽晴子

風のインヴェンション – 相楽晴子

清らかに 鐘を鳴らしてる
愛の羽 付けた天使たち
体中 すきとおる
まるで ビードロ細工
鮮やかな 夢にかざられてる
紅(くれない)の バージンロード
ドレス すべらせて
静かに ほほえみ
こぼれたら
少しずつ 染められてゆくの

金色の光を 浴びたら
今日だけは妖精になれる
空高く 舞い上がり
風を つかまえたら
手をとって もう離さないでね
両手広げ 身をまかせば
Blueに 染まるの
ふりそそぐ 愛につつまれて
交わしましょ やさしい口づけ

ふるえてる 指先に
心が ふれたなら
街中が バラ色に変わるの
紅の バージンロード
ドレス すべらせて
静かに ほほえみ
こぼれたら
少しずつ 染められてゆく
永遠(とわ)の夢 今 この場所で
誓いを 立てたら
ふりそそぐ 愛につつまれて
交わしましょ やさしい口づけ

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月あかり ゆらめいてる小さな部屋のバルコニーベルベットの海 ささやいているの誰も一人で生きてはゆけないねとあなたしか いないみたい私 守ってくれるひと愛してるな

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ヒール 脱ぎすて生まれ 変わるの焼けた肌 熱い身にまとう シーツの冷たさを 二人分け合って 眠るの風が シルクの シャツを 踊らせ夢の 向こうで 波が ひびくさ

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