こぬか雨ふる 港の町の
蒼いガス燈の オランダ坂で
泣いて別れた マドロスさんは
縞のジャケツに オイルのコート
煙にむせてか 泣いていた
泣いていた
雨の降る日の 日暮れの頃に
思い出します オランダ坂を
遠いあの日を 忘れもせずに
濡れて歩けば 出船の汽笛
港恋しと 泣いている
泣いている
異人屋敷の 窓の灯りで
濡れてさまよう マドロスさんを
恋しい人かと のぞいてみれば
遠いお国の 見知らぬお人
オランダ坂の 雨の日よ
雨の日よ
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忘れられない あのおもかげよともしび揺れる この霧のなかふたりならんで よりそいながらささやきも ほほえみもたのしくとけ合い 過ごしたあの日あぁ いとし君 いつ
シナの夜 シナの夜よ港の灯 紫の夜に上るジャンクの 夢の船ああ忘られぬ 胡弓の音シナの夜 夢の夜シナの夜 シナの夜よ柳の窓に ランタンゆれて赤い鳥かご シナ娘あ
恋すりゃ笑顔に涙があふれて不思議な気持うきうき歩けば小鳥も野薔薇も微笑みかける今日はたのしい日よ 胸は躍るただ一度 二度とない恋の日 夢の日七色の雲光るはてなき
真珠を空にちりばめてきらめく星に暮れる町ああ カサブランカの夜でした異郷の果てに想い出をはるばる捨てにきた私ああ あの人ゆえにただひとりホテルの窓に身を寄せて砂
あらしのなかに 泣き叫ぶ汽笛も絶えし 洞爺丸かえらぬみ霊 いまいずこ地獄の海か 北の海。君をば送る 桟橋も明日なき旅と 誰か知るおもかげ胸に 残れどもなつかし姿
桃の花ちる 蘇州の月を二人で見たのは 何日のこと今じゃ浮世の 渡り鳥想い出を たぐりつつアイヤ アイヤひとり旅行く 胡弓ひき風にゆれてる 楊柳(やなぎ)も青く馬
晩香玉(ワンシャンユイ)夢の花夢に香る花よあの人に逢う時はいつも咲いてるあまい恋の ささやきを聞いている晩香玉(ワンシャンユイ)いつまでも若い胸に香れ晩香玉(ワ
マニラの夜 恋の夜ねむの並木に 星かげゆれて夢をささやく 船の燈よああ 今宵別れて いつまた逢えるマニラ マニラ マニラの夜マニラの夜 夢の夜そっと寄り添う テ
暮れりゃ波間に 小さく赤くゆれるジャンクの 灯りが恋しふる郷の 遠い空ひとり偲んで 胡弓を弾けば夢やさし 君いとしああ チャイナ埠頭(バンド)の紅の月青い翡翠か
波にジャンクの 灯がゆれる港上海 どらが鳴る誰に別れて 行くのやらあの人を探して 流す胡弓の唄も哀しい チャイナボレロよああ 上海の夜胸の茉莉花 散る夜は恋の上
白い花びら 港の風に匂いこぼれる キューバの夜はボンゴはずめば たのしじゃないか空を焦がして ああ ああ燃えろ火祭り 踊れや踊れ唄もマンボで 夢のキューバの恋の
花か蝶々か紅扇黄金(きん)の灯影に冴えたとて可愛い我が子と生き別れ浮世かなしい左褄浮いた浮いたのお座敷も更けて帰りの紅扇抱いて泣きなき子守唄意地も捨てます逢える
夜霧の上海 マンボで踊りゃなぜだか 貴方が好きになるああ、瞳さびしい 異邦人(エトランゼ)ここは上海 海の笑くぼよマンボで踊ろライライ上海 マンボで踊りゃもまれ
嘆きの乙女旅 翡翠の耳輪もほのゆれて峠を越えて行くよ 後れ毛 さみしすすり泣いては 今日も呼んでる 夢見てる青い空 心の君 いつ逢える涙で仰ぐ峰 眉より悲しい二
恋のランタン 夜風にゆれるゆれてユラユラ 夢ごこち太鼓(ボンゴ)が弾めば踊りも弾むマンボ・チャイナマンボ・チャイナ思い出します キャバレーの宵を夢の上海 あの頃
想い出は夢のリオ花のささやき風の歌にも涙さしぐみ抱く面影あ、いとしの君今宵 夢に語らんなつかしの なつかしのリオデジャネイロよ想い出は夢のリオ棕櫚の並木路浜の夜
キスミー キスミー私の唇、さくらん坊ストロベリーよ紅い花森の小径をさまよえばキスミー キスミー キスミー キスミー青い小鳥が囁いたキスミー キスミー キスミー
薔薇 薔薇 處々開あの村 この街 花ざかり春風そよそよ なやましくわたしもあなたも 處々開薔薇 薔薇 處々開あの娘も この娘も 花ざかり散らすな 泣かすな 春の
ブンガワン・ソロ 水は青く椰子の岸辺に 夢をささやくブンガワン・ソロ 鳥は歌い神の恵は とわに変らじなつかし流れは こころの揺り籠か幼き昔に 夢はかえる咲く花は
アデュー上海ガーデンブリッヂ スマローの灯よアデュー上海霜の雨 忍び泣く夜空灯影浮かべて 水の上にとけて流れる 想い出のアデュー上海 又会うは何時の日ぞ 何時の