ねえねえ 恋すりゃ辛い
ねえねえ オフィスのつとめ
課長さんの前では 優しい君の
ウインク無視していたってよ
都合の悪い時ゃ お互い様よ
それでもあなたは
とんがらがっちゃ駄目よ
ねえねえ 辛いわわたし
ねえねえ 察してもちょうだい
食事に誘われ 帰りはシネマ
いとしいあなたは 待ち呆けよ
立場の違う時ゃ 仕方がないわ
それでもあなたは
とんがらがっちゃ駄目よ
ねえねえ 年頃なのよ
ねえねえ お嫁に行けと
世話するお人の口先 借りりゃ
今からきめても おそくないよ
とっても素敵な 玉の輿なのよ
それでもあなたは
とんがらがっちゃ駄目よ
ねえねえ とんがらがっちゃいやよ
ねえねえ 今のは話
あなたとそえなきゃ 意味ないこの世
可愛がってちょうだい いつまでもよ
変らぬ幸せ 祈りましょうね
それでもあなたは
とんがらがっちゃ駄目よ
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シナの夜 – 渡辺はま子 シナの夜 シナの夜よ港の灯 紫の夜に上るジャンクの 夢の船ああ忘られぬ 胡弓の音シナの夜 夢の夜シナの夜 シナの夜よ柳の窓に ランタンゆれて赤い鳥かご シナ娘あ
カサブランカの夜 – 渡辺はま子 真珠を空にちりばめてきらめく星に暮れる町ああ カサブランカの夜でした異郷の果てに想い出をはるばる捨てにきた私ああ あの人ゆえにただひとりホテルの窓に身を寄せて砂
ああ洞爺丸 – 渡辺はま子 あらしのなかに 泣き叫ぶ汽笛も絶えし 洞爺丸かえらぬみ霊 いまいずこ地獄の海か 北の海。君をば送る 桟橋も明日なき旅と 誰か知るおもかげ胸に 残れどもなつかし姿
蘇州舟唄 – 渡辺はま子 桃の花ちる 蘇州の月を二人で見たのは 何日のこと今じゃ浮世の 渡り鳥想い出を たぐりつつアイヤ アイヤひとり旅行く 胡弓ひき風にゆれてる 楊柳(やなぎ)も青く馬
マニラの夜 – 渡辺はま子 マニラの夜 恋の夜ねむの並木に 星かげゆれて夢をささやく 船の燈よああ 今宵別れて いつまた逢えるマニラ マニラ マニラの夜マニラの夜 夢の夜そっと寄り添う テ
紅花月夜 – 渡辺はま子 暮れりゃ波間に 小さく赤くゆれるジャンクの 灯りが恋しふる郷の 遠い空ひとり偲んで 胡弓を弾けば夢やさし 君いとしああ チャイナ埠頭(バンド)の紅の月青い翡翠か
上海の夜 – 渡辺はま子 波にジャンクの 灯がゆれる港上海 どらが鳴る誰に別れて 行くのやらあの人を探して 流す胡弓の唄も哀しい チャイナボレロよああ 上海の夜胸の茉莉花 散る夜は恋の上
キューバの火祭り – 渡辺はま子 白い花びら 港の風に匂いこぼれる キューバの夜はボンゴはずめば たのしじゃないか空を焦がして ああ ああ燃えろ火祭り 踊れや踊れ唄もマンボで 夢のキューバの恋の
悲しき紅扇 – 渡辺はま子 花か蝶々か紅扇黄金(きん)の灯影に冴えたとて可愛い我が子と生き別れ浮世かなしい左褄浮いた浮いたのお座敷も更けて帰りの紅扇抱いて泣きなき子守唄意地も捨てます逢える
マンボ上海 – 渡辺はま子 夜霧の上海 マンボで踊りゃなぜだか 貴方が好きになるああ、瞳さびしい 異邦人(エトランゼ)ここは上海 海の笑くぼよマンボで踊ろライライ上海 マンボで踊りゃもまれ
嘆きの乙女旅 – 渡辺はま子 嘆きの乙女旅 翡翠の耳輪もほのゆれて峠を越えて行くよ 後れ毛 さみしすすり泣いては 今日も呼んでる 夢見てる青い空 心の君 いつ逢える涙で仰ぐ峰 眉より悲しい二
マンボ・チャイナ – 渡辺はま子 恋のランタン 夜風にゆれるゆれてユラユラ 夢ごこち太鼓(ボンゴ)が弾めば踊りも弾むマンボ・チャイナマンボ・チャイナ思い出します キャバレーの宵を夢の上海 あの頃
想い出は夢のリオ – 渡辺はま子 想い出は夢のリオ花のささやき風の歌にも涙さしぐみ抱く面影あ、いとしの君今宵 夢に語らんなつかしの なつかしのリオデジャネイロよ想い出は夢のリオ棕櫚の並木路浜の夜
君待つ口紅 – 渡辺はま子 キスミー キスミー私の唇、さくらん坊ストロベリーよ紅い花森の小径をさまよえばキスミー キスミー キスミー キスミー青い小鳥が囁いたキスミー キスミー キスミー
アデュー上海 – 渡辺はま子 アデュー上海ガーデンブリッヂ スマローの灯よアデュー上海霜の雨 忍び泣く夜空灯影浮かべて 水の上にとけて流れる 想い出のアデュー上海 又会うは何時の日ぞ 何時の