浦小雪

スウィートトゥース – 浦小雪

バター染みたみたい わたしはぐずぐず
よくある ひどいことも 眠れば雲隠れ

声の隙間に忍ばせた 息も絶え絶えの愛情

脳のしわ増えるくらい きみを紐解きたい
路地裏の夕日 眩しくて明日がこわい
もうやんなる しあわせが
もうやんなる 似つかわしくない!

とめて 砂糖菓子に透けるわ くちびる
いつも いじらしくきみの気をひいている

日々の隙間にさしこんだ 息も絶え絶えのラブレター

脳のしわ増えるくらい きみを紐解きたい
夜半の月あかり はじまってしまったすべて
もうやんなる しあわせが
もうやんなる 似つかわしくない!

ふたり 小さな箱開けたらチョコレイト
矮小な銀河の果て きみが立っていた

脳のしわ増えるくらい きみを紐解きたい
朝はくしゃみして 光を真っ直ぐ受けてね
もうやんなる しあわせが
もうやんなる わたしには
もうやんなる 似つかわしくない

似つかわしくない!

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疎ましい自分を嫌いながら生きていけるほど憎い心を押さえつけながら生きていけるほど楽な暮らしではないし 今だってやることは山積みでそれでも君にだけは嫌われないよう

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