さよならに
二通りあって
いつもなら
地下鉄の階段
下りてゆくあなたを
見届けはしない
すぐクラクション
浴びる通りに止めて
きしむような
胸のワイパー
夕暮れは
瞬くテールランプが
にじむ街で
やるせなさの
捨て場所ばかり捜してる
あなたの嫌いな
煙草つけて
まるで重なり合い
よじれた吸殻
残り火煙りくゆらすけど
冷たい雨
みぞれに変わる数分で
半分消えてしまった東京タワー
いつかきっと
出会いと別れの景色も
流れる時の中へと霞む
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見おろす街並 寝静まってレクイエム唄って だれか…だれか…眠りなさい みんな忘れるため 今は愛したことさえも 幻風が騒ぐ蒼い夜はただそっと折れた翼抱いて 瞳とじ
金や銀のチャイナクォーターシルエットが逃げてゆくそんな君の夢を見たさよならさえ言い出せずに明日からが辛いなら忘れる事 好きになればいい僕だけを見つめて 僕だけを
たった一度だけ交わし合ったkissもたった一度だけ 別れる理由も君には それほど大きな意味も無くて始めから友だちでいるべきの 僕の過(あやま)ちover Nig
まるで時のない部屋窓から見下ろす街僕はソファーにもたれ君の背中をみてるゆっくりと カメラが廻るように振り返る見つめあう視線が ふたりの今セリフだね夜が訪れるよう
防波堤へと夕凪ぎの風が吹けば旅立つ君さ陽炎の道空色のバスが来るよ君をさらうように誰れと結ばれても今日まで僕に運んだ優しさ悔まないで あの季節 誇りにしてFIRS
静かすぎる 月の夜あなたはどうかしてるいつもならば 沈黙も愛しく思えたのに無理に微笑むなら つらいだけだよためらいを あなたは 優しさに隠す抱かれてよ 僕の腕に
紛れ込んだ人波を抜け出せば体中が黄昏に濡れてる僕を知らせる乾いた靴音を聞きわけて待つ人もいないあの日 あなた 去ったドアから夜が 始まるのならばvodkaを片手
夜明けのドアをしずかに閉めてきみは靴をぬいだ泊った場所は髪の匂いですぐに気づいてしまうさとても Lonely ききかえせないLonely 知られたくないありふれ
まるめたシャツを 無造作に投げだしたきみはまぶしい芝生 おおげさに僕を呼んだ罪つくりな笑顔で 惑わせるなよ不意にそらす瞳で 見はなすつもりなら素顔のままで 同じ
雨のヴァレンタイン借り物パジャマの君に青いバラの花束エイプリルフール 無邪気な午後僕の方が うまいのは嘘だけかも知れない眠いジューンブライド朝からアパートメント
窓越しの夕映えが彩る部屋は海底(うみ)のようエアコンをOFFにしてたがいの体温(ねつ)を感じてるまぶたを閉じ この瞬間(とき)君の生きてるかたち ただなぞってゆ
いま君の瞳のなかに僕が映ってる不思議だね 戸惑いが風に溶けてゆくあの日さよならを告げたままやり残した愛がそっと動き出すよ何度も生まれ変わり何度でも出逢うさ運命に
街角を染める夕陽帰り急ぐ 波のなかでこの腕に寄り添うひといるのに何故 君を捜してる悲しみの時間(とき)も過ぎた今になってわがままな日々を悔やんでる僕さMy me
ロフトのソファー 透き通る横顔瞳はなぜか 遠くを見てる心のヴェール すべらせて開いた昨夜(ゆうべ)の君は どこに消えたの恋はゲームと 笑った言葉砕けた夢が刺さる
君を忘れない 君を忘れないにぎわう街はいつも通り ふたりは無口になってさよならさえも 言えない空には オレンジの陰りが拡がる時刻悲しみも 景色に重なる君が去った
それほど広くない部屋だけれどこれから一緒に暮らさないかひとつのテーブルに並んでる不揃いのカップそれもいいかな寂しいときは肩を寄せ苦しいときは励ましてひとつずつ
Memory 悲しくなるのは Memory きみの涙までも愛しすぎたからどこまでも白い夜送られたフォトグラフ遠い空のどこかでふたりをみつめている好きだからみえな
愛するよりも愛されたいわけは恋が恐いから?グラスのかげに隠れてゆれながら君は笑うだけ上手に距離をつくるそんな仕草は君が臆病なしるしだね見つめてごらん僕をもっとも
見たばかりの夢も人は忘れてしまうあたたかい君の手もいつか消えてしまうのつらい夜もあると知らないわけじゃないし幸せなんてことばもう うまく使えないけど君の孤独と僕
夜明けが 蒼い指先を伸ばして隠れた夢にふれてく たびに閉じた睫毛をふるわせる貴女は罪におびえて愛をさまよういつか貴女の 心の椅子にゆれてる人が 僕にも見える人を