榊原秀子

さんさ恋しぐれ – 榊原秀子

胸にうずめた 黒髪さえも
泣いて乱れた 萩の宿
さんさふれふれ 人恋しぐれ
奥の細道 面影つれて
越える松島 瑞巌寺(ずいがんじ)

北の深山(みやま)の 千年杉に
誰を呼ぶのか 不如帰(ほととぎす)
さんさ切なや 焦(こ)がれる身には
沈むこころに 風さえ淋し
暮れて朧(おぼろ)の 夕霞(ゆうがすみ)

ふたりいたから ひとりが寒い
逢瀬(おうせ)かなわぬ 夜半(よわ)の秋
さんささんさと みちのくしぐれ
つのる思いを 知らぬや知るや
花も散らさぬ 忍び雨

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居酒屋津軽 – 榊原秀子

あの日のままです この酒場(みせ)は壁にねぶた絵 ひばりの色紙雪やこんこん 今夜もひとり今も暖簾(のれん)を たためぬままにあなた待ってる 居酒屋津軽両手を炭火

越後母情 – 榊原秀子

雪の…雪の故郷 吹雪に暮れりゃ人も通わぬ 峠道越後寒かろ 寒かろ母よ抱いてあげたい 丸めた背中(せな)を飛んでゆきたや エェー 遠い空ハァー夢で 夢でも 逢いた

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