森進一

男と女 – 森進一

こころの海から船がでる
いのちの港へ着く船が
恋とか愛とかいうけれど
言葉なんかは信じない

汽笛を鳴らして男から女へ
いのちを燃やして女から男へ
船が着いたらきっと夜が明ける

なみだの海から船がでる
別れの岬(みさき)へ着く舟が
運とか縁(えん)とかいうけれど
宿命(さだめ)なんかは信じない

なみだをかくして女から男へ
こころをかさねて男から女へ
船が着いたらきっと日が昇る

汽笛を鳴らして男から女へ
いのちを燃やして女から男へ
船が着いたらきっと夜が明ける

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