梅谷心愛

桜の頃 – 梅谷心愛

夜桜見物の人波まぎれても
華やぐ賑わいは 淋しさ連れてくる

博多から東京へ 出て来たあの春も
川面を埋(うず)める薄紅の影
眺めて泣いていた
ひとりぼっちの街角

優しい人たちを 目を閉じ想い出す
サッカーコートにも 静かな 花吹雪

遠くから見るだけの 愛した人もいた
音楽室からそっと手を振る
こころに気づかずに
通り過ぎてく あなたが

遠くから見るだけの 愛した人がいた
音楽室からそっと手を振る
こころに気づかずに
過ぎた桜の頃です

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あこがれ橋 – 梅谷心愛

薔薇色の空 あこがれ橋は少女が大人へ 渡る橋川の瀬音は 子守歌愛された日々 流れてゆくのくちびるに 歌を灯していま旅立つの 風に向かって夢見て願う あこがれ橋は

磐越西線ひとり – 梅谷心愛

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軌跡 – 梅谷心愛

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青い約束 – 梅谷心愛

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黄昏のビギン – 梅谷心愛

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真赤な太陽 – 梅谷心愛

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秘密の花 – 梅谷心愛

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蛍橋 – 梅谷心愛

宝石みたいに 夕霧きらめく岸辺を揺らした 風にあなたの声がする初めて好きだよと 髪に触って言ったひと未来のどこかで逢えるとささやく 蛍橋卒業アルバム ときめく指

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