教えて どうぞあなたから
いくつの悲しみ重ねたら
私は 本当にあなたのものに
なれるでしょうか
春めく街に立ちすくみ
口びる小指でなぞってます
あなたの面影がまぶしくて
うつむきがちな夕暮れです
胸に秘めた あなたの淡い
想い出に 心乱れます
嫌われても嫌われても あなただけです
初めての日忘れられず 胸を責めます
愛し方は憶えたけど
愛され方は忘れそうな
16歳 春をまたひとつ見送ります
本当の齢よりも上に
見られて 愛されていたから
今では 同い年男の子たち
もの足りません
この髪 二度とあなたから
触れられることはないですか
はしゃいで街を行く恋人たちの
後姿 見とれます
胸に残るあの日の夢を
消せないで 心乱れます
好きなんです 好きなんです あなただけです
あきらめさえできないから苦しいのです
愛し方は憶えたけど
愛され方は忘れそうな
16歳 春をまたひとつ見送ります
嫌われても嫌われても あなただけです
初めての日忘れられず 胸を責めます
愛し方は憶えたけど
愛され方は忘れそうな
16歳 春をまたひとつ見送ります
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