村上ユカ

さかさまスプーン – 村上ユカ

ストーブ燃やす 真冬の部屋で
ぐるぐる巻きのマフラアで
プリンを食べる まるいスプーンは
世界をさかさまに映す

窓にでたらめの文字で書いたら
キミは気付くかな
スキと書いてすぐ消した

こわれたラジオを胸にあて
かくれた電波をつかまえよう
異国のことばでさあうたえ
さかさまスプーンのアンテナ立てて

ストーブ燃やす 真冬の部屋で
ひざの上にル・コルビュジェの本
ホットミルクの ま白いかわを
すかして飛び込め異次元

世界をさかさまにうつす
スプーンでグラスを叩けば
あぁ、音が吸い込まれた!

紅茶のポット頭にのせ
外にでかけたらどんなかな
雲をつくり出し絵を描く
さかさまスプーンで覗いてみれば

角砂糖を舌にのせて
溶けたら空から雪が降る
どんな魔法もかなう
まあるいスプーンをかざしてみれば

こわれたラジオを胸にあて
かくれた電波をつかまえよう
異国のことばでさあうたえ
さかさまスプーンのアンテナ立てて

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