朝丘雪路

流れ星のブルース – 朝丘雪路

ああしたって こうしたって
思う通りに 行く筈ないさ
自分勝手に 生きてるけれど
こんな私にゃ 私がしたの
ごめんなさいね ごめんなさいね
ごめんなさいね お母さん

私だって 私だって
意地で涙を 見せないだけさ
いやというほど 女の弱さ
知った都の 寒空を
ひとつ流れる ひとつ流れる
女ごころの 流れ星

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グッドバイ・マイ・ラブ – 朝丘雪路

グッドバイ・マイ・ラブ この花束をどこかの知らない海へ すてて下さい二人の恋の終りにグッドバイ・マイ・ラブ いつものように笑って見せて下さい 二人がはじめて出会

ごめんなさい – 朝丘雪路

ごめんなさい 今度だけは許してねあなたの怒る 顔が見たかったのもうしないわ こんな悪い遊びはあなたのつらい気持ちを 知ったから抱きしめてほしいあたたかな腕で過ち

あなたが欲しい – 朝丘雪路

聞いてちょうだいここにすわってでも でも ないしょにしといてあなたと はなれられない影になりたいふまれてもいい今までだまっていたけれどほんとはあなたが欲しいなに

赤坂の夜は更けて – 朝丘雪路

いま頃 どうしているのかしら切ない想いに ゆれる灯影むなしい未練とは 知りながら恋しい人の名を ささやけば逢いたい気持は つのるばかり赤坂の夜は更けゆく夜露が流

二人でお酒を – 朝丘雪路

うらみっこなしで 別れましょうねさらりと水に すべて流して心配しないで 独(ひと)りっきりは子供の頃から なれているのよそれでもたまに 淋しくなったら二人でお酒

あなたのいない夜 – 朝丘雪路

あなたのいない 夜の静けさが心の中に しのび寄るのよ紅茶ぢゃわんの レモン色がどうしてかしら あせて見えるわあなたのいない 夜の静けさはひとりでいるには 淋しい

海を見るなら – 朝丘雪路

海を見るなら 冬がいいですね冷たさと やさしさが 一緒にいるから汽車に乗るなら 夜がいいですね寒々としみじみと 涙が出るからどうぞ気にかけずに 切符を買って下さ

さよならの季節 – 朝丘雪路

さよならとあなたがつぶやきほほえんで私はうなづくいくら水をやっても咲かない花なのにながいこと二人して育てたわねおそろいの指輪にさよならやさしかったあなたにさよな

知りすぎたのね – 朝丘雪路

知りすぎたのね あまりに私を知りすぎたのね 私のすべて恋は終りね 秘密がないから話す言葉も うつろにひびく嫌われたくなくて 嫌われたくなくてみんなあなたに あげ

ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー – 朝丘雪路

小雨ふる夜は 何故か淋しくてしんみりあなたと お話したいのなんにも云わずに 別れたあの夜つれない方と 恨んでますのよOne Rainy Night In Tok

与謝野晶子 – 朝丘雪路

わが胸は潮のたむろ火の家とあまりあらはに人恋ひ初めしあなたと呼べず師と呼んで心の妻でいれるならなぜにこれほど海恋しひとりで髪を梳きながらみだれみだれみだれ髪の少

お別れしましょう – 朝丘雪路

お別れしましょう 契らずに悲しい別れが来るまえに私の耳に触れないで苦しくなるから本当の恋って何よ本当の愛って何よ 何よ 何よおしえてあなた抱かれて心が動くのはみ

おとなの会話 – 朝丘雪路

見知らぬ同志が肩よせ合っておとぎばなしの恋物語男のあなたがきっかけ作り女の私が後を続ける最初はすてきな甘いお話最後は悲しいわかれ話大人同志の会話はいつもうそと涙

また逢う日まで – 朝丘雪路

また逢う日まで逢える時まで別れのそのわけは話したくないなぜかさみしいだけなぜかむなしいだけたがいに傷つきすべてをなくすからふたりでドアをしめてふたりで名前消して

雨がやんだら – 朝丘雪路

雨がやんだら お別れなのね二人の思い出 水に流して二度と開けない 南の窓にブルーのカーテン 引きましょう濡れたコートで 濡れた体であなたは あなたは誰に 誰に 

別れのスナック – 朝丘雪路

さよならは 悲しいけどもっとつづけたら 傷が深くなる水割りを のみほしたら酔ったふりをして お別れしましょうあなたは 気にしないで私の明日からの ことは入口の 

ふり向いてもくれない – 朝丘雪路

こんなに好きなのにふり向いても くれない知ってる はずなのにふり向いても くれない死ぬほど せつなくて涙も かれはてたどうしたら いいのどうしたら いいの知って

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