志麻

  • ニバンボシ – 志麻

    星の海が街を抱いて 悪くない気持ちが湧いて消えない傷 生まれた意味 分け合えたら… 欲張りかな?なんて格好つけても プラネタリウムの法則じゃ僕はいつまでも二番星で直球は照れくさくておどけたよ その笑う顔が見たくてアダムとイブの空席に僕ら座る予定なんてないけど君に触れたいと願うこの胸が恋を教えてくれてる 占いや天気予報みたいに曖昧なものじゃなくてやまない雨 晴らすような光がほしい ねぇ神様… 強い光…

  • レーヴ – 志麻

    僕らが過ごした夢色の街甘くてほろ苦い季節と音楽 もしも僕が終わるときには君に泣いていてほしい二度とは叶わないけれど まるでメレンゲみたいに脆いこの物語は最初からなかったかのように弾け飛んだよ 忘れたくて 忘れたくて 忘れたくないから生きて君がいない世界はスローモーション 追いつけないから風になって 灰になって 雨になって涙を隠してよ何にもなれない僕のこと笑ってよ 西陽に透き通る君の髪色夜なんか来な…

  • スターサイン – 志麻

    もしも神様がいるのならば届かない距離を縮めてよ会いたい感情と割り切ったシビアさとのバランスで綱渡り 近いようで遠い来月の約束遠いようで近いスマートフォンがそっと寂しさを埋めてくれる たった一度 たったひとつ 守りたいものがあるから止まない雨にうたれても平気だよ繋いだまま もう離さない死ぬ瞬間(とき)まで醒めない夢の中ハロー 君と僕のストーリーを歩こう 20時台の新幹線 君を見送ると込み上げる恋しさ…

  • 悪女 – 志麻

    生き血を陶器に擦るような慣れたリップの仕草が僕のエイムを掻き乱して目が眩んでいる星の光 シナリオ通りのメロドラマが響かないほど退屈だ破滅へと続く扉の魔力に取り憑かれている 進めばトラップだらけだって 君は妖しく手招いて謎めく星が瞬いて 引き寄せられている 無愛想に足を組んで珈琲を飲む崩せそうにないほど狂おしく狙えば狙うほどに遠ざかる君を抱き寄せて 射止めたら寵愛の毒で おいでよ、蜜月の果てに泥濘ん…

  • 永遠のシナリオ – 志麻

    誰もが叶えたくなるような誰にも叶えられないような二人だけの物語を盗んでくるから星になるまでそばにいて いつか凍えそうに眺めていた冬の空できっと心は君を探してた 十進法で積み上がっただけの味気ない日々で甘くて苦い果実を見つけたのさ 稲妻が切り裂くように 歌声が織り成すように僕の前に現れた君 誰もが叶えたくなるような誰にも叶えられないような二人だけの物語を盗んでくるから旅の終わりにいるようで旅の始まり…

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