潮が吠えれば 舳先もきしむ
凍てつく空には 雪が飛ぶ
親父ゆずりの 大事な船で
ごめが群れ飛ぶ 潮路の果てを
うなる波風 怒涛(どとう)を越える
腕は筋金 いのちの漁場
一に潮見で 仕掛けが二番
三四は無くても 五に度胸
海で稼いだ でっかい土産
陸(おか)で手を振る 女房(あいつ)の顔が
俺の宝さ 生きがいなのさ
今日も大漁の いのちの漁場
骨のずいまで しみじみ沁みた
俺(おい)らの根性 見せてやる
寒さしのぎに 冷酒飲んで
荒れてみやがれ 北海嵐
離すものかよ 命の舵は
海が呼んでる いのちの漁場
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さいはて港宿 – 平浜ひろし 海峡に… 秋が来て人を恋う 肌寒さあなた…あなた…あなたお元気ですかたった三月(みつき)の 暮らしでもきっと一生 生きられますね…想い出幾波(いくなみ) あゝ
人生演歌 男節 – 平浜ひろし 潮鳴りの うなり節聞かせるぜ しびれるぜ人の世この世 世間の渦に揉まれ揉まれて 泳ぎ抜く俺の歌は ひとつ人生演歌 男節ぐち涙 こぼさずに望み華 咲かせるぜ誰にも
ほろり酒 – 平浜ひろし 夜風が沁みる 路地裏の灯(あか)りが誘う 縄のれん今でも気になる おまえのことがその横顔が…酔えば切ない 恋の味北の… 北の酒場の ひとり酒あの時俺に 少しでも
夫婦遙々 – 平浜ひろし ひと山越えりゃ また山の苦労の峠を 越えてきた夫婦遙々(めおとようよう) 夫婦遙々 四十と余年頬にこぼれた 一粒の嬉し涙が 宝物「おまえ」と呼べば 「はい」と言
女泣かせの港町 – 平浜ひろし ひとり生きてく 淋(さび)しさを知っているよに 啼くカモメ帰って来るとも 言わないでそれじゃまたなと 消えた男(ひと)未練あと引く この町は女泣かせの 女泣かせ
男の幾山河 – 平浜ひろし しょせん器用に 生きられなくて時にころんだ 痛さに泣いた心はいつも 道半ば満足したら 行(ゆ)き止まり努力 努力で 越えて来た振り向きゃ見える 男の幾山河夢は追