平浜ひろし
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男の幾山河 – 平浜ひろし
しょせん器用に 生きられなくて時にころんだ 痛さに泣いた心はいつも 道半ば満足したら 行(ゆ)き止まり努力 努力で 越えて来た振り向きゃ見える 男の幾山河 夢は追うほど 輝きながら生きる力を 勇気をくれた急がずそして たゆまずに歩けばいつか 花が咲く我慢 我慢の 歳月(としつき)が命をみがく 男の幾山河 人の出会いが 何より宝いつも情けを 忘れちゃならぬ初志貫徹の そのあとは残りの時間(とき)を …
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女泣かせの港町 – 平浜ひろし
ひとり生きてく 淋(さび)しさを知っているよに 啼くカモメ帰って来るとも 言わないでそれじゃまたなと 消えた男(ひと)未練あと引く この町は女泣かせの 女泣かせの港町 船が来るたび 騒ぐ胸誰か教えて あきらめを短い仲でも 燃えさせてこころ盗んで 行った男夜が切ない この町は女泣かせの 女泣かせの港町 海の男の 恋なんてしょせんはかない 流れ星忘れてしまえと 潮風(かぜ)が吹くつらい運命(さだめ)に…
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夫婦遙々 – 平浜ひろし
ひと山越えりゃ また山の苦労の峠を 越えてきた夫婦遙々(めおとようよう) 夫婦遙々 四十と余年頬にこぼれた 一粒の嬉し涙が 宝物 「おまえ」と呼べば 「はい」と言う変わらぬ笑顔の ありがたさ夫婦遙々 夫婦遙々 結んだ縁(えにし)二つ違いの 姉女房(あね)さんに背中押されて 今日がある こいつが俺の 恋女房今なら言えるさ 照れもせず夫婦遙々 夫婦遙々 はるかな旅路煮ても食えない 俺だけどどうか頼むな…
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ほろり酒 – 平浜ひろし
夜風が沁みる 路地裏の灯(あか)りが誘う 縄のれん今でも気になる おまえのことがその横顔が…酔えば切ない 恋の味北の… 北の酒場の ひとり酒 あの時俺に 少しでも優しい気持ちが あったならふたりは離れず またあの部屋で暮らせたものを…おまえすまぬと 今夜また北の… 北の酒場で 詫びる酒 漁火揺れる 港町思いが灯(とも)る 裏通り今更あわせる 顔などないが逢いたさつのる…何故かおまえが 恋しくて北の…
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いのちの漁場 – 平浜ひろし
潮が吠えれば 舳先もきしむ凍てつく空には 雪が飛ぶ親父ゆずりの 大事な船でごめが群れ飛ぶ 潮路の果てをうなる波風 怒涛(どとう)を越える腕は筋金 いのちの漁場 一に潮見で 仕掛けが二番三四は無くても 五に度胸海で稼いだ でっかい土産陸(おか)で手を振る 女房(あいつ)の顔が俺の宝さ 生きがいなのさ今日も大漁の いのちの漁場 骨のずいまで しみじみ沁みた俺(おい)らの根性 見せてやる寒さしのぎに 冷…
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人生演歌 男節 – 平浜ひろし
潮鳴りの うなり節聞かせるぜ しびれるぜ人の世この世 世間の渦に揉まれ揉まれて 泳ぎ抜く俺の歌は ひとつ人生演歌 男節 ぐち涙 こぼさずに望み華 咲かせるぜ誰にもあるさ 泣きたい時は握り拳で ほほ叩く俺の意地が 騒ぐ人生演歌 男節 負け犬に なるものかイバラ道 とげも刺す二度ない命 無駄には生きぬ成せばなるのさ 何事も俺の歌が 響く人生演歌 男節 人気の新着歌詞 人生街道・ゆめ舞台 –…
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さいはて港宿 – 平浜ひろし
海峡に… 秋が来て人を恋う 肌寒さあなた…あなた…あなたお元気ですかたった三月(みつき)の 暮らしでもきっと一生 生きられますね…想い出幾波(いくなみ) あゝ さいはて港宿 振り向けば… 冬の海雪つぶて 叩く窓私…私…私未練でしょうかひとり今夜も 惚の字酒酔えば面影 切なく揺らぐ…灯台(あかり)も凍(しば)れる あゝ さいはて港宿 海峡の… 春遠くはぐれ鳥 何処へ飛ぶあなた…あなた…あなた幸せです…
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人生街道・ゆめ舞台 – 平浜ひろし
泣いてくよくよ 暮らすよりここは一番 笑おじゃないか笑う門(かど)には 福も来る浮世七坂(ななさか) 七曲(ななまが)り汗が光るぜ ハッ! 男衆人生街道 あん あゝ あん ゆめ舞台 生きる証しの 苦労なら受けて立つ気の 拳を握るどんな時でも 守りたい二人三脚 恋女房愛が一輪 ハッ! 女(おなご)衆人生街道 あん あゝ あん はな舞台 男勝負の 正念場度胸一番 燃やそじゃないか風は北風 むかい風こん…