平川地一丁目

十六度目の夏 – 平川地一丁目

長い坂道 約束の海岸
君が来るまで セリフの練習

少し遅れて ごまかす笑顔
指さす 青い海
はじまる 今年の夏

風に飛ばされた 君の浮輪追いかけた
かっこつけた僕のすがた 君にどう写るの?
二度とはおとずれぬ 十六度目の夏
波の音に隠し君を「好きだ」と言った

泳ぎ疲れて 帰りの登り道
少しはなれて セリフを探すよ

夕焼けを待ち 影法師の時
後少し 伸びれば
君と肩 並べられる

君を呼びすてに してみたいけれど
嫌われるくらいなら 今の「さん」付けでいい
二度とはおとずれぬ 十六度目の夏
君の笑顔に手を振って 急ぎ足で帰る

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島を離れる夢を見て – 平川地一丁目

校舎の屋上に一人居るあの日の僕等がここから見えそうで小さな舟に君を乗せて二人この島を出るんだと君は少しだけ疑った僕は「必ず」と そう言った…「そんな約束もあった

桜の隠す別れ道 – 平川地一丁目

桜の花 風に泳いでいる小さな波 光り輝いている今思い出と 重ねられる時あの日の二人を思い出すよてれくさく 距離をおき 真っすぐ見れなくて作った笑顔 鏡で見ては 

君の分まで – 平川地一丁目

走るより遅く 歩くより速く道の隅でいいからもう少し 少しだけ涙流さずに 作り笑顔でも明日に向かって歩く手を借りず一人でも君が教えてくれた事歩き疲れも幸せと君が残

とうきょう – 平川地一丁目

冷たい道が消えることなく見知らぬ人があふれている誰も知らない 東も西も似ている人は見かけるけれど本当のあなた見つからなくてため息つけば 明日に行けるさみしさや悲

福田の夕陽 – 平川地一丁目

あの日の場所に ひとりでいます約束をしたあの場所にいつまでもいっしょに 離れないと言ったあの日誓った 夕陽見つめながらあなたの永遠はどれくらいなの?ぼくのずっと

せんこうの華 – 平川地一丁目

きれいになれずに線香の華はぼくたちの夏を待つサンダル姿の君を 追いかけてゆけばあの日の夏波が来れば すぐに崩されてゆくきみとぼくの 小さな小さな夢をもう一度咲か

星から吹く風 – 平川地一丁目

いつかと似てる風の匂いがして変わらぬ景色眺めていますこんな思いをする日が来るのなんていつかの僕は思わなかった星は音も立てずあの日別々の道へ流れていたどれほど高く

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四月の風が 僕の体をつつむ草木は芽吹き 僕に希望をくれる辛い冬が過ぎ 重いコートをぬぎ自転車に乗り 青い海を目指し変わらぬ思いを かなわぬ夢をすべて君の暮らす町

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夏休みになると セミの声と共に波の音が 僕を誘う窓の外から見える 子供達はみんなこかげを探して 歩いているサンダルを履かず 裸足のままで昔と変わらぬ あの場所へ

君のくつ – 平川地一丁目

ほこりをかぶった 君のくつが「ひさしぶりね」と僕に笑ったかかとについた汚れを 落とせずしまっておいたあの日には雨が降り 傘も差さずに君は僕の足跡見つけ いつまで

「ただいま」の予感 – 平川地一丁目

眠れぬ夜 窓の外を見ればなんとなく 君の足音聞こえるようで 胸がドキドキ息をひそめて かぎをあけるどんな顔で 君をむかえよう泣かない様に笑って君を抱きしめよう一

いつかの僕へ – 平川地一丁目

僕が大人になる前に忘れない事を心の中で連れて行きたい思い出とおいてけぼりに宝箱の中へあの春の日 原っぱでつくしんぼと にらめっこあの夏の日 砂浜ですいか割れず 

君との約束 – 平川地一丁目

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夕暮れ時の帰り道 – 平川地一丁目

五時の鐘とともに 家へ帰る道一人うつむいて歩いてる 僕「こんな一日にさよならしたい」と川に石コロを投げるほんのわずかな 心のイライラをあの時隠しきれなかったんだ

夢の世界へ – 平川地一丁目

いつも強がりばかり 言っている君でもたまには涙を こぼす事もあるはずそんな時には 思いきり泣くのもいい悲しい事など ほらすぐに消えるからさあおいで 僕のところへ

はがれた夜 – 平川地一丁目

冷たい雨が 僕の心を打つ涙もすべて 雨に隠されて今閉ざされていた 僕の心が目覚めたやさしさが強さだという事 あの日気付いたはがれた心が あの頃支えた傷ついた体で

ふり向けば戻り道 – 平川地一丁目

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背広姿のエライ人 – 平川地一丁目

人間は喜びや嬉しさを 顔で表す事ができるだけど 人間は言葉を手にした時 自分の顔に嘘をつけるエライ人達は手を取り合って どこかへ行こうとしてるけど僕らの明日まで

夏休み – 平川地一丁目

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最後の作戦は 君をあの角で驚かすそしたらもう一度 君は笑顔に戻るかな昨日の事は全部 僕のせいにしてさほら 夕陽がきれい、、、だけど君のすがたを 途中で見失って僕

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