崎山蒼志

i 触れる SAD UFO – 崎山蒼志

赤ん坊 赤ん坊になって
泣き声 泣き声あげて
ここですよ ここに居ますよって
乳母車で畦道に乗り込む
作戦じゃ ここでひとり
宇宙人 僕らを見張ってる
この山一帯が宇宙船と地球繋ぐ
ひとつの港らしい

やがて終わりなき無数の光
僕ら手を止めて
やがて終わりなき無数の光合い
僕ら手を止めて

猫も連れて
間違いかな ここがもう異世界でも
分かり合えないままで僕ら
想い合えたならいいな
通じ合えたなら

赤ん坊 赤ん坊はたしか
全宇宙の宝物
慎重、慎重に
扱ってくれるだろう

怪しげ光沢と憂いを
帯びていた
円盤 彼らの星は
壊滅してるらしい

i 触れる SAD UFO

i 触れる SAD UFO
夏の匂いと茂る草木よ
i 触れる SAD UFO
あなたの故郷の悲しみを
僕は知りきれないけど

間違いかな ここがもう異世界でも
分かり合えないままで僕ら
想い合えたならいい
猫も連れて
違うのは全部 言葉からセンス
信じるものも
遠い星と星のまんま
想い合えたならいいな
通じ合えたならいい

やがて終わりなき無数の光
僕ら手を止めて
やがて終わりなき無数の光合い
僕ら手を止めて

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