踊(おど)る旭日(あさひ)の光を浴びて
屈(まげ)よ伸(のば)せよ吾等(われら)が腕(かいな)
ラジオは叫(さけ)ぶ一二三
香る黒土玉露(たまつゆ)踏んで
跳(はね)よ踊(おど)れよ吾等が跣(すあし)
ラジオは叫ぶ一二三
清い朝霧涼風(すずかぜ)うけて
吸えよ出(いだ)せよ我等が大気
ラジオは叫ぶ一二三
吾等手足の打舞(うちま)うところ
強く明るく天地も踊(おど)る
ラジオは叫ぶ一二三
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富士の高嶺に 降る雪も京都先斗町(ぽんとちょう)に 降る雪も雪に変りは ないじゃなしとけて流れりゃ 皆同じ好きで好きで 大好きで死ぬ程好きな お方でも妻という字
夕暮れに 仰ぎ見る輝く青空日暮れて たどるは我が家の細道せまいながらも 楽しい我が家愛の日かげの さすところ恋しい家こそ 私の青空
丘を越えて行こうよ真澄(ますみ)の空は朗(ほが)らかに晴れてたのしいこころ鳴るは胸の血潮(ちしお)よ讃(たた)えよわが青春(はる)をいざゆけ遥(はる)か希望の丘
自由廃業で廓(くるわ)は出たがソレカラナントショ行き場ないので 屑拾いウカレメノストライキサリトハツライネテナコトオッシャイマシタネ高利貸でも金さえあればコリャ
空にさえずる鳥の声 峯より落つる滝の音大波小波革堂鞳と 響き絶えせぬ海の音聞けや人々面白き 此の天然の音楽を調べ自在に弾き給う 神の御手の尊しや春は桜のあや衣
たそがれにわが家(や)の灯(ひ)窓に映(うつ)りしときわが子帰る日祈る老いし母の姿谷間灯(ひ)ともしころいつも夢に見るはあの灯 あの窓恋しふるさとのわが家(いえ
雨降りお月さん雲の蔭(かげ)お嫁にゆくときゃ誰とゆくひとりで傘(からかさ)さしてゆく傘(からかさ)ないときゃ誰とゆくシャラ シャラ シャン シャン鈴つけたお馬に
烏(からす) なぜ啼(な)くの烏は 山に可愛七つの子があるからよ可愛 可愛と烏は啼くの可愛 可愛と啼くんだよ山の古巣へ行って見て御覧丸い眼をしたいい子だよ
ぼくらは みんな 生きている生きているから 歌うんだぼくらはみんな 生きている生きているから かなしいんだ手のひらを太陽に すかしてみればまっかに流れる ぼくの
夕空(ゆうぞら)晴れて 秋風吹き月影落ちて 鈴虫(すずむし)鳴く思えば遠し 故郷(こきょう)の空ああ わが父母(ちちはは) いかにおわす澄みゆく水に 秋萩(あき
あの町この町 日が暮れる日が暮れる今きたこの道 帰りゃんせ帰りゃんせお家(うち)がだんだん 遠くなる遠くなる今きたこの道 帰りゃんせ帰りゃんせお空に夕べの 星が
へのへのもへじ 路地裏でかくれんぼ 竹馬 おしくらまんじゅ帰っておいで 御飯だよ母さん 僕を呼んでいるジャンケンポン 原っぱで鬼ゴッコ ままごと お医者さんゴッ
昔々(むかしむかし)浦島(うらしま)は、助(たす)けた亀(かめ)に連(つ)れられて竜宮城(りゅうぐうじょう)へ来て見れば、絵にもかけない美しさ。乙姫様(おとひめ
鳩(はと)ぽっぽ 鳩ぽっぽポッポポッポと 飛んで来(こ)いお寺の屋根(やね)から 下(お)りて来(こ)い豆をやるから みな食べよ食べても直(すぐ)に 帰らずにポ
かきねの かきねの まがりかど、たきびだ たきびだ おちばたき。あたろうか、あたろうよ。きたかぜ ぴいぷう ふいている。さざんか さざんか さいたみち、たきびだ
赤いリンゴに 唇よせてだまって見ている 青い空リンゴは何んにも 言わないけれどリンゴの気持は よく分るリンゴ可愛や 可愛やリンゴあの子よい子だ 気立のよい子リン
お手(てて)つないで 野道を行けばみんなかわい 小鳥になって唄をうたえば 靴が鳴る晴れたみ空に 靴が鳴る花をつんでは お頭(つむ)にさせばみんなかわい うさぎに
年(とし)の始(はじ)めの 例(ためし)とて、終(おわり)なき世(よ)の めでたさを、松竹(まつたけ)立てて、門(かど)ごとに祝(いお)う今日(きょう)こそ 楽
しろやぎさんから おてがみ ついたくろやぎさんたら よまずに たべたしかたがないので おてがみ かいた―さっきのてがみのごようじ なあにくろやぎさんから おてが
すずめ雀(すずめ) 今日(きょう)もまた暗い道を ただひとり林の奥の 竹薮(たけやぶ)のさびしいおうちへ 帰るのかいいえ皆さん あすこには父様(とうさま) 母様