小林私

飛日 – 小林私

どこまで逃げよう あの街以外ならどこでも
いいよ いいよ 僕じゃなくても
あの時 たまたま いた人なら誰でも
いいよ いいよ 君じゃなくても

無展開の乱反射 ヘッドライト切り裂き魔
誰の指図も受けない 北から不気味な夜の開拓者
ただ 次は左へ曲がりますだけ従います 何故ってそれは
君の横顔を盗み見ます

にっちもさっちもいかない夜はきまってる
目的地はいつだって暗い暗い海岸線熱い熱いブラックが合うんだ
レッドがブルーになったら普通に進めばいいよ
こむずかいことは忘れかけよう

おどけた調子で暮らして 優しく踏んだアクセル
時速50kmで 走って 走って
独りぼっちの夜間飛行 こんな歌さえ許せるんだ
嫌な自分さえいなくなる いなくなるようだ

ネオンだけが星より光った ようこそここはの後は過ぎ去った
冷めた風が髪を揺らした on the dark desert highway
生きるように歌うようにキスをするようにあの人のように
辛かったろうに、頑張ったなってその面の皮剥がしてみたい

おどけた調子で暮らして 優しく踏んだアクセル
時速60kmで 走って 走って
独りぼっちの夜間飛行 こんな歌さえ許せるんだ
嫌な自分さえいなくなる いなくなる

明るい方へいなくたって 隣を許してはくれないか
そろそろ目的地付近です ああ邪魔をしないでくれ
おどけた調子で暮らして 優しく踏んだアクセル
時速30kmで 走って 走って

独りぼっちの夜間飛行 こんな歌でも流してみる
嫌な自分さえいなくなる いなくなるように

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