あなたの心に 誰かいる
気づいた時には 遅すぎて
窓にしとしと そぼ降る雨よ
頬に時計の 跡つけて
酔ってうたた寝 夜の中
二ヶ月(ふたつき)泣いても まだ泣ける
痩(や)せた心に 酒を注ぐ
薄い灯りに とまり木酒場
どうせ朝には 覚(さ)めるのに
恋に未練の ひとり酒
つかんだつもりの 幸せが
指の空(す)き間(ま)に こぼれ散る
にじむ涙よ そぼ降る雨よ
酒でなだめる 胸の傷
揺れて淋しい ほつれ髪
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恋はくれない 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)あなたと歩いた 石だたみきっと 迎えに来ると 抱きしめられて泣いて別れた オランダ坂蝶々さん 辛い運命です蝶々さん 長崎
歩きつづけて どこまで ゆくの?風に たずねられて たちどまるひとつめの たいこ トクンとなってたったひとつの いのち はじまったやがて なにかを もとめてちい
お酒 飲まなきゃ いい人だけど飲んだら 喧嘩(やんちゃ)の 悪い癖いいの いいのよ うれしい苦労膝で 眠って 下さいなあたしが この人 ついていなければそばで
叱られながら 日暮坂まつわりついた 母の膝働き疲れた かたい手はそれでもいつでも 暖かかったききわけのない 涙の跡が沁みていそうな あなたの着物丈をのばして 着
男と女のかけひきのつもりが愛情からまわり笑顔と涙のすきまからポロリと本音がみえかくれもう少し こちらとさそうなら恋心 あなたにあげるのにそちらとこちら お互い様
肩に小雨が 沁みる夜は暦も昔に 舞い戻る思い切れない あの人を逢わせておくれよ ねぇお酒肌が淋しい おんなの酒場ついて行きたい 行かれない未練と今夜も さし向か
坂道を下るには高すぎる かかとその上に このわたしこんや 酔ってしまいせめて肩を 貸してくれる親切が あなたにあったなら真夜中の影法師踏んで つまずかないわいい
苦労した 母の手のひら我が子らの 為だけに生きて倖せと聞けば 倖せだよと小さく うなずく 微笑(ほほえみ)いつまでも いつまでも 母ひとりいつまでも いつまでも
いまもあいつが 好きだからおれは独りで いるんだと逃げた女の エプロンを掛けて炒飯(チャーハン) つくってくれるおまえってやつは おまえってやつは泣かせやがって
人として生まれ 人として生きるどんな道が待っていても 自分だけの人生哀しみ苦しみ たとえつらくても夢を追い求める それが人の運命(さだめ)母の手のぬくもり 父の
ひとりぼっちの時は 星を見てごらんいつでも あなたを照らしてるからほら、ひとりじゃないよ大人を長くやってるとさ哀しい思い出も増えてゆくのが 人生さでもさ、明日も
嘘つき鴎に きょうもまたお船が来たよと だまされたお船は来たけど よその船しょんぼり波止場に 背をむけて私はホロリと…ホロリと泣いちゃった嘘つき鴎と よく似てる
お酒 飲まなきゃ いい人だけど飲んだら 喧嘩(やんちゃ)の 悪い癖いいの いいのよ うれしい苦労膝で 眠って 下さいなあたしが この人 ついていなければ「おまえ
今日は朝から私のお家はてんやわんやの大さわぎ盆と正月一緒に来たよなてんてこ舞の忙しさ何が何だかさっぱりわからずどれがどれやらさっぱりわからず何もきかずにとんでは
遙か続いている 地平線の果てにいつか見た天使の ゆりかごを探しに月の光よ 照らしておくれ悲しみの無い 夢の国まで人は愛を信じ 故郷(ふるさと)を離れて人は夢を無
この地球(ほし)に 生まれた奇跡この時代(とき)に 生まれた運命(さだめ)その偶然が 重なりあってあなたに めぐり逢えた人って悲しいねつまらない事で 喧嘩(けん
まぼろしの影を慕いて 雨に日に月にやるせぬ 我が想いつつめば燃ゆる 胸の火に身は焦がれつつ しのび泣くわびしさよせめて傷心(いたみ)の なぐさめにギターをとりて
ブランコ乗りの 花形スターにサーカス一座の 道化師(ピエロ)が恋をしたテントの空を 一緒に飛びたくて登ってみたけど 飛ぶに飛べないだって 道化師(ピエロ)は高所
ひとりぼっちで歌ってた郷里(くに)を離れた小さなアパートで夕やけ空の窓の向こうに涙でちぎれた母の顔あれは桜が咲いていたアメリカ村の芝生の庭にも兵隊さんの陽気なJ
耐えて 耐えて 耐えて生きて 生きて 生きてそれでも笑えたら良いね季節の変わり目の雨が降る坂道(さか)の上は霧で見えない母の夢を見たただ笑ってた坂道(さかみち)