小南泰葉

  • Drink me – 小南泰葉

    足りないとわかってもなお 僕は描き続けていた奇妙な想像力を以てペンで弦で声(オン)でこんなに欠陥だらけでもそれを必要としている人達がそれなりに存在しているから 僕は今から見えないモノを見えると言いそこにあるはずのないモノを肯定するからどこまでも続くと信じさせて信じておくれ Drink me if you can,if you want 旅に出るんだ終わりのない世界に背中と感情を押して押され殺したの…

  • 「善悪の彼岸」 – 小南泰葉

    恥晒して「死に至る病」を抱えて此処は地獄の一丁目 腐食したモラル 過度の放縦虚飾に満ちた無意味なサイレンを鳴らすCall your nameこんな時代だからこそ 「罪と罰」は与えられたんだOh god you know,我が人生に終止符を打つ前に。、と?を Is this permanent peace that I hoped?This is not what I wanted, gosh yo…

  • プレゼント – 小南泰葉

    僕の残りの時間すべてを君のために使うことにしようその小さな目に希望も絶望も見せてあげる 繋いだ手に流れる血が交わる 一つになる この目が曇る日に最後のプレゼントだよ君の目が今まで見たことないくらいキラキラ光り輝いている 間違いだらけで君を守る世界中を敵にしてもいい頬に触れた真っさらな手で間違ってもその手は離さない もしもの話をしよう約束しよう準備はいい? 傍にはいられない最後の瞬間が来る「生まれて…

  • ぼくを救済するうた – 小南泰葉

    上手くデザインされた東京コンクリートジャングルの中僕は僕だけ救うために僕に歌う 高く高く空へ空へと積木ゲーム あぁもう知ーらない欲に塗れたその先には ジェンガ あと何回の鳥肌を見て理性飛ばせるだろう?あと何粒の唾を呑んで渇き癒せよう? it’s a beautiful worldオレンジの 向こう側瞬きしたらさようなら風が通り 僕はいなくなる 動物や雲に左右され預言者達が躍り出たら僕等…

  • 蜘蛛の糸 – 小南泰葉

    僕ら蜘蛛の巣みたいに絡まる社会空から降りてくる脆いコミュニケーション 怒怒怒どーしたらいいんですか!駄駄駄駄駄目人間ちょちょちょちょちょっと待って来世まで待ってぐるぐる顕微鏡でミステイク発見しました!kill it!え?ハ!歯ぁくいしばれー! 大大大嫌い嫌いな蜘蛛の糸足に群がるキラキラ繋がってんだか絡まってんだかこっちがごめんだ鬼さんこちら手の鳴る方 地の果てまで 大炎上 横から油注ぎNETで追い…

  • 死ぬまで騙して欲しかった – 小南泰葉

    自分と他人のキリトリ線に沿って鋏を入れることは容易くないし心も痛いし指も痛い爪も痛いしどうやったってこのままじゃ見過ごせないややり過ごせないや 死ぬまで騙して欲しかった 揃えた黄色いマグカップも2人を足した子の名前もまだ見たことのない景色が色褪せる殺人的可愛さで許せるほど僕の心は硬くない 死ぬまで騙して欲しかった キリトリ線を追いかける僕の部分に君の部分どこを切ればいいか分からないどこを切ればいい…

  • 傷 – 小南泰葉

    小さな深い湖で 大好きだった君を畔で君は僕を歌ったんだ隣で僕は君を見ていた すれ違う夜の風は三角座りしたままの僕の身体を切っていく うずくまって疼く湿っていく壁の染みが 傷付けて欲しかった最後まで傷付けて 最後まで気付けなかった 爪先を立てて 同じ景色を見ていた側に居たくて でも痛くて痛くて君は骨の髄まで蝕んだもう消えはしない 押し殺して欲しかった火の輪をさぁ今くぐろう闇に沈んで迷子になろう 遠く…

  • 白闇 – 小南泰葉

    秘密を抱え 空から舞い降りた僕らじゃれ合い方も背中も匂いも 全部愛しき日々よ 終わりが来る事も気付けなかったこの幸せが続くと信じてた 僕は白い闇泳いでいく尾鰭から滲んだ赤い糸に君が気付いて縋りつけるようにこの細い道が途切れないように 耳を蝕む静寂が煩い 音楽を聴かなくちゃ部屋が乾く 日々は萎える 植物を置かなくちゃ 描いた未来達を破り捨ててかき集めて歪な絵を描く 僕は白い闇泳いでいく尾鰭から滲んだ…

  • 次の日のうた – 小南泰葉

    今日は僕の誕生日の次の日何があんなに駆り立てたんだろう苦情が来るくらい騒ぎ立てて何にドキドキワクワクしたんだろう 今日は僕の結婚式の次の日何が二人を突き動かしたんだろう昨日は確かに世界一幸せだったんだ 虚しいな虚しいな切ないな悲しいな I’m blind目を背けI’m blind目を瞑るI’m blind幸せの跡地には僕はいなかった僕はもう 今日は『あれから4年…

  • POP LIFE – 小南泰葉

    総理大臣になんかならなくていいさ何かを貫くために 光に毒を混ぜて人生を全力で遊んでいるのだ 後ろ指を指されたって馬鹿のレッテル貼られたってその先にある道はきっと誰も知らない イメージして空にかけて行くメロディーは泳ぐ星が流れたOH! POP LIFE!諦めたら鐘は鳴り響くから止まることはしない型にはまった何て美味しそうな君はいらない歪に生きて瞬間に生きて豪快に散ろうOH! POP LIFE! 君の…

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