天野月子

人魚 – 天野月子

ミッドナイトパーティー 都会仕立てのダンスホール
小粋なドレス ヒラヒラ
ミラーボール 波をなぞる プラネタリウムのよう
異端児と異名のついたダンサー
あなたに始終 メラメラ
「踊りに行ってみたい」「無茶言わないで」

わたしの姉はマーメイド 筋金入りのマーメイド
愚かな女 愚かな女
その血を継ぐわたしも人魚 その血を継ぐわたしも人魚
愚かな女 わたしも愚かな女

ミッドナイトパーティー 夜明け前のダンスホール
もうじき終わる ソワソワ
岩間に身を隠した あなたが出てくるまで
どうやって声掛けるか練習 浜辺の蟹相手に
勇気を振り絞ったら レディーといた

わたしの姉はマーメイド 筋金入りのマーメイド
一途な女 一途な女
その血を継ぐわたしも人魚 その血を継ぐわたしも人魚
一途な女 わりかし一途な女

窮屈な鱗を脱いでしまえたら 、
裸足で海辺を跳べる あなたと手をとって
エラ呼吸じゃない 深海に住む人種で
ちょっとだけ魚じみてるだけ

共通言語駆使して話そう
カタコトで be動詞上手くこなせなくてもいいよ
あなたを待って 嵐は過ぎて
もうすぐ粉雪が舞う季節が来る

姉はマーメイド もちろん母もマーメイド
愚かな女 愚かな女
その血を継ぐわたしも人魚 その血を継ぐわたしも人魚
愚かな女 この身が滅びてもいいよ
家系はマーメイド 筋金入りのマーメイド
一途な女 わりかし一途な女

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亀 – 天野月子

ゾウガメが環七で水浴びしてた飼い主はヨボヨボのおじいさんゾウガメが環七で水浴びしてたわたしも飼いたいと強請るお風呂場の改築 費用はなるべく浮かせて「防音もしなけ

人形 – 天野月子

あなたが見てたのは綺麗なわたし 飾り棚に並ぶオブジェ正しく微笑む仮面を纏い ただ静かに息をしてたこの窓の向こうの景色に 強く焦がれては 踏み外したわたしを知らな

Jam Tomorrow – 天野月子

Your voice is low'Cos I always ask backI beg your pardon?Please say to me againR

Hello – 天野月子

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KITCHEN – 天野月子

Sundayママが作るスペシャルモーニングセット欲張り過ぎたわ あとひとくちが入らないこんなに小さな皿 満たせないようでもあたしに見合いの 器だったと気付くの飲

Polar Bear – 天野月子

My shoes are made by a Polar BearSuddenly his store's closedEven if I've knocked

HEAVENS GATE – 天野月子

傾き出した廃れた窓に赤い虹が揺れてる飛行機雲は消えてしまったテールランプも見えない同じカーブを切り損ねてた君の部屋が遠のく飛行機雲は消えてしまった君は雨を嫌った

糸電話 – 天野月子

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HANDS – 天野月子

緩やかな坂を登ればあなたに会えるような気がしてた小さな鞄に詰め込んだ地図と遠き日々のカケラと形ある物は壊れて形なき物ほど鮮やかにわたしを包んだ晴天の淵に追いやっ

Howling – 天野月子

どうしようもない災難が君の目を曇らすからトボケた夢話すんだ 掴めやしない事を欲張って手放せないのは 諦めちゃないからしなければよかった経験も 明日には報われてる

Primal Scream – 天野月子

Bad city Bad city YeahThere's no corner that I should turn Right, babyBad city B

SPY – 天野月子

調べならもう終わってる目に余る機微を舐め合っていた季節に終止符を猛毒を食い込ませた甘いトラップを仕掛けている抜け出せぬ罠をあげるWhich do you wan

G.B.~ゴールデンバニー~(Live Version) – 天野月子

ああ厭だわ朝の4時半 始発帰り逆流に押されてよろめく階段ヒールは崩壊 ソールも限界 GoodbyeCharging my soul蘇るデジャヴ紅く染め上げたつま

Treasure – 天野月子

あなたの愛は偉大でわたしは恥ずかしくなるほど未熟で 甘えて困らせてばかり掛け違えてるボタンもあなたは見て見ぬふりを続けてるtreasure, hid mysel

Pleasure – 天野月子

ちょっとぐらい足りない程度がいいわ腹八分目ダイエット程度がいいわあふれるほどの愛なんて いらないあなたの嫌いなトマトを買い込んで上手に煮込んで絡めて出すそれがト

巨大獣 – 天野月子

あなたを匿える傘はなく軒先に飾った紙人形風に吹かれては揺らめくマリオネットあなたを縁取る日陰の中でわたしは鼻歌を歌ってた時に外れる音色に笑うあなたを責めたMy

イデア – 天野月子

空を裂いて光が落ちてく凍りついた海底から顔を上げて呼吸する取り乱すことなら簡単だった捌け口さえあれば空はなぜ高くあるかを あなたは教えてくれるバラバラになった糸

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船は出て行く憂愁の調べを聞きながら敗れ去り 立ち尽くす者の心を知らず静まり返る広大な大地に刻み付くかなしい爪痕が この胸に沁みるちぎれた黒い雲に 祝福の賛美に戦

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