大比良瑞希

In a small lake – 大比良瑞希

嵐の後にできた小さな湖にうつる
少し疲れた
何もなかったように晴れてるけれど

ああ 胸の奥で うずくまるの
聞こえた 僕だけに響く サイン

誰にも届かない想いが
溢れてうずになって気づく
一人で向かい合うって

絶え間ない永遠のせいで
痛感するの
そこに胸を焦がすしかないのかなぁ

試してみるか
どのくらい遠くまで行ける
このリズム

使い果たすの
試し書きで
インクは空っぽになるまで

描く 日々新しい
思いつきで 火を灯す
今日もこうして

始める
嫌いなものは嫌い
好きなものは好きだと知って
冷めきった体温では
向こう岸に続く
橋をかけることさえできない
まっすぐに応えたい僕に

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