大前五郎

  • 秋葉の火まつり – 大前五郎

    稲妻(いなづま)走(はし)るぞ 嵐(あらし)になるぞ御神火太鼓(ごじんかだいこ)が 闇夜(やみよ)を裂(さ)けば祭り囃(ばや)しに 山が酔(よ)う神が舞い 人が舞い 鬼が鬼が怒(いか)りくるうぞ秋葉(あきは)の火まつり 男が吠(ほ)えるぞ 天竜しぶきに逆(さか)らいながら真(しん)の臓(ぞう)まで 地酒(じざけ)を呷(あお)り息を殺(ころ)して 九字(くじ)を切(き)る神が舞い 人が舞い 鬼が鬼が…

  • 春野慕情 – 大前五郎

    誰(だれ)が見(み)たのか 京丸牡丹(きょうまるぼたん)遠い谷間に 咲くと云う春野の里(さと)の 語(かた)りぐさ姿姿姿見せない まぼろしの花よ 河鹿(かじか)ほろほろ啼(な)くふる里の川のせせらぎ 聞(き)きながら人目を忍(しの)んだ 初恋の淡(あわ)い淡い淡い思い出 切(せつ)なくしみるよ 誰が唄うか 演歌の節(ふし)がやけに淋しい 人恋しくて苦労ばかりの おふくろは無事で無事で無事でいるのか…

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