secret base～君がくれたもの～ – 和島あみ

たくさんの分かれ道の中　迷ったりつまづいたりしてゴールはまだ見えないけど　分かる気がしたちょっと不安だった夜にも　話を聞いてくれたよね弱気なトコロを見せて 「ご

幻想　衝動　迷走　君のドア　叩く大丈夫　伝えたいよ “僕はここにいるさ”コトバは誰にも聴こえない心の中　自問自答の取調べ室見て見ぬフリをしていたら鏡に映る他人(

宛先不明　夢がひとつココロのポストに戻る夜三日月　明日はどっち…？走れば　転んで「ふりだし」で止まれば　現在地が　見えなくてこの現状　汚名返上　でも　これ以上言

見つけるんだ　光を　僕たちの出口をたとえ何が起きてももう二度と投げ出したりなんかしないよ行く当てなく潜る　思考回路の交差点で荷物のない旅が　今日も始まるこんな果

きっと　繋がれるはず　ココロエンパシー音でなら　歌でなら君の頭の世界にフタするそのイヤフォンの片方　聴かせてまぶたを閉じるだけで遠く　遠く　行けそうで少し　震え

地下鉄を這い出せば　空が雪を吐く凍える公園通り　あの街を想う薄っぺらな自分史に　積もる雪よ消すな　足跡　ここまで来れたバイトの帰り道　かじかむ夢ひとつポケットの

帰り道　夕暮れの東京　交差点知らない人だらけの行進まるで回想シーンみたいだつめたい風が頬に刺さる誰かに責められてる気がしてマフラーとイヤフォンが外せない凝りもせ

一人がすき　でもやっぱ一人じゃ寂しい　もう矛盾でラジオの音　隙間を埋めていく同(おんな)じ悩みの道を　何度帰ったんだろう「皆の中、溶け込みたいだけなのにな…でき

知らぬ間に『色』がなくなったポッケから落としたかな穴が空いたのはもしかして心の方かもしれないな騒がしい駅のホーム際何がみんな　たのしいかな灰色の人の群れから逃げ

差し出された　未来を上手に　食べられないままで期限付きの　夢が廃棄されるのを　ただ　待ってる「どうしようもないんだ」って嘘をついた伝えたい　気持ちはぱらぱら、こ

今日も昨日の再放送皮肉みたいな朝焼け僕は　僕が許せないな　あーぁ　あーぁ何度目だろう？何もなかったこの声に君が色をくれたんだ君が愛をくれるからねえ　ねえ　許して

何も聞こえない　何も聞かせてくれない僕の身体が昔より　大人になったからなのかベッドに置いていた　初めて買った黒いラジオいくつものメロディーが　いくつもの時代を作

漂う宇宙(そら)のどこか遠く祈り通ずる惑星(ほし)があるとしたら僕らはそこへ向かうだろうかそして何を祈るのだろう果たせなかった約束や犠牲になった高潔の光残る物な

帰り道ふざけて歩いた訳も無く君を怒らせた色んな君の顔を見たかったんだ大きな瞳が　泣きそうな声が今も僕の胸を締め付けるすれ違う人の中で　君を追いかけた変わらないも

どうして君が泣くの　まだ僕も泣いていないのに自分より　悲しむから　つらいのがどっちか　わからなくなるよガラクタだったはずの今日が　ふたりなら　宝物になるそばにい

風が吹いてる　僕の肩押すよう嗚呼　進むべき　道は今せんせー(アナタ)の先へと自分をあきらめてた　僕に光を灯したせんせー(アナタ)の言葉　生き方をきっと忘れないさ