吉田省念

茶の味 – 吉田省念

風はただ優艶に 庭の花をゆすって遊ぶ
羽音たてて蜂が飛んで 蕾の中ゆすって遊ぶ
君と暮らす一つ屋根の下 熱いお茶を一杯
ただただ飲み干すばかり

今だ尚柔軟に 風をうけしなって曲がる
花の季節はほころびて 鼻をかすむ君の香り
Hello & Good Bye 旅にでる君に
熱いお茶を一杯 黙って飲み干してでてゆく

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うたの木 – 吉田省念

誰もいない静かな森で ひっそりと旅人を待ってる色とりどりの実をつけて 風の合図で唄うメロディの木国境線のない空を飛ぶ この世界はどこまで続くのこぼれた涙に映る 

Stupid Dancer – 吉田省念

チューイングガム膨らまし破れたらやり直し靴紐が解けたら躓いてまたやり直し初めてのこの感じ嫌いじゃないこの感じナチュラルハイで続けたいDance Stupid D

残響のシンフォニー – 吉田省念

変幻自在に雲が描くこの空にはルールはない真っ青のキャンバス 一羽の鷹が風を束ねて空を舞う雨音カーテン ばらの花咲く庭遠い空のことの様瞳の奥のもう一つの世界その続

青い空 – 吉田省念

青空を見ているハートはなしどこかに飛んでいったんです雲が流れて来て遠くを飛ぶ鳥のように青空を見ている ぼんやりとこれといって何にもないんです雲が流れて来てくっつ

LUNA – 吉田省念

窓の外は暗いアンテナが光って伸びたお願いRadiostar音楽の魔法をかけて君に会いたくなった駆け足で 息も切れるよ上を見たら唖然月光の雨お願いRadiosta

春の事 – 吉田省念

それは20数年前の事僕が産まれてまだ間もない春の事今も変わらずそこにある物語がそこにあるいつか忘れてしまうのでしょうかそれがどこに行ってしまったかもまるで別人僕

小さな恋の物語 – 吉田省念

溶けたガラスの中で君はシャボンで円を描く僕はその中くぐり抜けて君もなんか嬉しそうだね意味はない 特にないけど僕もなんか楽しい月の入り江の側で君はジャンプして宙を

晴れ男 – 吉田省念

軽くステップ踏んで 一人出かけよう誰も来ない秘密の場所 雲だけが見てる髭も剃ったし 歯も磨いたし目を覚まして 僕の頭は回りだす愉快痛快 遠慮なんて無用曇り空もひ

水中のレコードショップ – 吉田省念

浜辺を一人テクテク歩く風のない夜をさまよった遠くで光りプカプカ浮かぶいっせーのーで船に飛び乗った七つの海をぐるぐる廻る風にのり雲を追い抜いていつでもネッドランド

夏がくる – 吉田省念

友達も恋人も それぞれの道をゆくあじさいを携えた 誰もいないある朝いつの日かあの唄も ひびけ空の彼方に懐かしい思い出も のせてゆくのかいどこまでも続く坂道を 雲

一千一夜 – 吉田省念

遠ざかってく街を眺め果てしなく流線型に景色は流れてく目を閉じれば昨日までの事がとても遠い昔の事の様な気がするそれはなんで 分からない朝が来て 夜が来るそれと同じ

カサナリアッテクオト – 吉田省念

重なりあってく音 虹みたいに重なりあってく音 ゆっくりと君の部屋の窓から 溢れ出して星づく夜空へと 変えてゆくんだ重なりあってく音 シャボンの様に重なりあってく

Dead Flower – 吉田省念

How many もう数えきれないよ この空の星の数なんてそんな事はもうどうだっていいよ 君の目は二つだけOh 目にも止まらぬ早さ 咲いたと思えば全部散ってしま

月と太陽 – 吉田省念

誰もいない商店街 何処迄もトボトボ歩く眩しい月と太陽 いつだって見守ってる一晩中考えてる 一日中君の事君に夢中考えてる いつだって考えてる青い影の路地裏 光る石

桃源郷 – 吉田省念

丘の上まで息を切らして 駆けて眺むる富士の山海の向こうの君の家まで 夕凪を縫ってひとっ飛びさ眠たい目で夢から覚めた 君を連れて何処へ行く風見鶏カラカラと錆び付い

雨男 – 吉田省念

雨が降って街は急ぎだした僕は止まって立って眺めてた傘は回り万華鏡みたいだな雨の音ずっと聞いていたいなステップ踏んで渡るとおりゃんせピチピチ チャプチャプ ランラ

Moss – 吉田省念

家の前を掃除しているんだ 起き抜けの路地裏で月曜日待ち遠しい 気持ちにゆとりある日々とても素晴らしいね 苔のむすままに日々は上々そんな君の最高の時 一寸だけ見て

霊魂の涙 – 吉田省念

夜の海を泳いだ 浜辺から君がみてる月明かり降り注いだ 記憶の深い海波の音だけで何も聞こえないよ涙がこぼれ落ちた 固まって氷の粒ピストルにそれをこめて 引き金に手

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