吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

  • 全部だきしめて – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    きみのすべてをぼくの自由にしたくてずっと大切にしてたわけじゃないだからなにも信じられなくなってもぼくを試したりしなくていいんだよ いいさ落ち込んでだれかを傷つたいなら迷うことなくぼくを選べばいいさびしさの嵐のあとできみの笑顔をさがしてあげるよ きみがいたから勇気を覚えて知らない場所も目をつぶって走れたきみのためにできることを あれからずっと探してる 全部だきしめて きみと歩いて行こうきみが泣くのな…

  • ともだち – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    やるせない 思いを胸に友だちは 去りました今日という 日のくることはさけられぬ ことだったのでしょう 友だちは 遥かな旅路に今いちど たたないかと手をとって ふるえる声で言ったけど あきらめたのでしょう 果てしなく 広がる夢と自由とが ほしかったあてのない 長い道でも何かしら 信じてたのでしょう 今日の日は 私にとっては届かない 彼でしたふりかえる ことすら忘れて友だちが こわかったのでしょう 汽…

  • おきざりにした悲しみは – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    生きてゆくのは ああ みっともないさあいつが死んだ時もおいらは飲んだくれてたそうさ おいらも罪人のひとりさああ また あの悲しみをおきざりにしたまま まつりごとなど もう問わないさ気になることといえば今をどうするかだそうさ あいつとうまくやらなければああ また あの悲しみをおきざりにしたまま おまえだけは もう裏切らないさ激しさが色褪せてもやさしさだけ抱きしめてそうさ おまえは女だからねああ また…

  • 伽草子 – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    雨もふりあきて 風もやんだようだねつい今しがたまで ドンチャン 騒いでた街がひっそりかんと ひざを正してさ静かだね 静かだね 夢でも食べながらもう少し 起きてようよ 君も少しは お酒を飲んだらいいさおぼえたての歌を 唄ってほしい夜だスプーンも お皿も 耳をすましてさああいいネ ああいいネ 泣き出しそうな声でもう少し いきますか 雲が飛ばされて 月がぽっかり ひとり言こんな空は昔 ほうきに乗った 魔…

  • 結婚しようよ – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    僕の髪が肩までのびて君と同じになったら約束どおり町の教会で結婚しようよ whm… 古いギターをボロンと鳴らそう白いチャペルが見えたら仲間を呼んで花をもらおう結婚しようよ whm… もうすぐ春がペンキを肩にお花畑の中を散歩にくるよ そしたら君は窓をあけてエクボを見せる僕のために僕は君をさらいにくるよ結婚しようよ whm… 雨が上って雲のきれ間にお陽様サンが見えたらひざっこぞうをたたいてみるよ結婚しよ…

  • こっちを向いてくれ – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    いっしょになれないからといって愛していなかったなんていうのはとてもこまるんだ、こっちを向いてくれ ぼくは君を愛しているにちがいないでも愛するってどういうことなんだろういま言える事は縛られたくないということだけさ 他人からみれば愛しあっているようにみえてそうなんだ、ぼくらはキスもして落着ける場所を捜し続けたけど だからと言って、いっしょになるというのは君の嫌いな者たちのいい草だったろうぼくはもう少し…

  • 旅の宿 – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    浴衣(ゆかた)のきみは尾花(すすき)の簪(かんざし)熱燗徳利(あつかんとっくり)の首つまんでもういっぱいいかがなんてみょうに色っぽいね ぼくはぼくで趺坐(あぐら)をかいてきみの頬(ほほ)と耳はまっかっかあゝ風流だなんてひとつ俳句でもひねって 部屋の灯をすっかり消して風呂あがりの髪 いい香り上弦の月だったっけひさしぶりだね月見るなんて ぼくはすっかり酔っちまってきみの膝枕にうっとりもう飲みすぎちまっ…

  • ひらひら – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    喫茶店に行けば今日もまた見出し人間の群れが押し合いへし合いつつきあっているよ恋の都合がうまくいくのはお互いの話じゃなくて見知らぬ他人の噂話お笑い草だお笑い草だああ誰もかれも チンドン屋おいらもひらひら お前もひらひらあいつもひらひら 日本中ひらひらちょいとマッチを擦りゃあ火傷をしそうな そんな頼りないつき合いさ ラッシュ・アワーをごらんよ今朝もまた見出し人間の群れが押し合いへし合いでかけて行くよ商…

  • 我が良き友よ – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    下駄をならして奴がくる 腰に手ぬぐいぶらさげて学生服にしみこんだ 男の臭いがやってくるアー夢よ よき友よ おまえ今頃どの空の下で俺とおんなじあの星みつめて何想う 可愛いあの娘に声かけられて 頬をそめてたうぶな奴語り明かせば下宿屋の おばさん酒持ってやってくるアー恋よ よき友よ 俺は今でもこの町に住んで女房、子供に手を焼きながらも生きている 男らしさと人が言う おまえの顔が目に浮かぶ力ずくだと言いな…

  • 春だったね – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

    僕を忘れた頃に君を忘れられないそんな僕の手紙がつく くもりガラスの窓をたたいて君の時計をとめてみたいあゝ僕の時計はあの時のまま風に吹きあげられたほこりの中二人の声も消えてしまったあゝ あれは春だったね 僕が思い出になる頃に君を思い出にできないそんな僕の手紙がつく 風に揺れるタンポポをそえて君の涙をふいてあげたいあゝ僕の涙はあの時のまま広い河原の土手の上をふり返りながら走ったあゝ あれは春だったね …

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