吉田山田
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恋 – 吉田山田
生まれた場所は もちろん違くて好き嫌いなんて かすりもしないねそれぞれの感情 チグハグな愛情ぶつかりあって擦り減らし丸くなるまでそう一生もういっそ一緒にいられるなんて甘い夢をみようこうして出逢えたんだ あぁ今言葉には 出来ないくらいに嬉しくてどんな事も乗り越えて 生きていける様な魔法にかかった50音じゃ足りない 50年じゃ足りない想いを時間をかけて 愛を込めて 届けさせて 理想の未来も 恐らく違っ…
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家族写真 – 吉田山田
新しい自転車と 擦り剥いた膝小僧夕暮れの公園のベンチ 涙の跡が頬に残ってる あぁ まだ手を繋いでピースしてる 家族写真 写ってない 写ってない写ってない あなただけが写ってない 写ってないけど声が聞こえる 名も知らぬ赤い花 指差して笑ってる懐かしい銀の腕時計 あなたの左手だけ写ってる あぁ もうみんな揃って撮れないね 家族写真 写ってる 写ってる写ってる あなたの目に写ってる 写っているのになにも…
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午前0時 – 吉田山田
駅前で酔い潰れ眠る男を 見たのは今日2人目くしゃくしゃに汚れたワイシャツの男は 酷く泣いてた 改札を塞ぐようによろけながら 怒鳴り合うカップルの女が捨て台詞のように叫んだ “マジでもう無理” 終電3本前の駅のホーム 人身事故で遅れますとアナウンスの後で何人かの 小さな舌打ちが聞こえた 忙しそうに走る駅員達と 誰かに謝っているサラリーマン泣き声と怒鳴り声とため息の 午前0時 毎週土曜に路上で唄う あ…
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こと葉 – 吉田山田
勇気を出して言えたら 人生何か変わるかな自分よりも大切な あなたに出逢えたから今伝えたい言葉 ちゃんと目を見て言えない 「ありがとう」溜まり溜まってしまった 「ごめんなさい」 何度でも言いたくなる 「また明日」いつかやってくる日の分の 「さようなら」 勇気を出して言えたら 明日が何か変わるかな返事なんか要らないけど あなたに出逢えたことこんなに嬉しいのに 言葉に出来ないんだ 覚えてるよありがとうも…
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銀河ラジオ – 吉田山田
名前もわからない 顔も知らない声だけで描いた 鮮やかなでアホな世界 希望もいらないし 夢もいらないこんな暗闇の中 笑えるものが正解 匿名希望のラジオのトップスターほろ苦い銀河と現実を縦横無尽一筋の電波は飛んで行く流れ星誰かがきっと今宵流した涙を笑い話にすり替えてキラリ光る星の灯りが誰かに 届いている 本当のところは 知られたくはないでも言葉にしなくても 不思議と伝わるもの 希望にも似てるし 夢にも…
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線香花火 – 吉田山田
火傷しないでね 今日は風強いから線香花火を 優しく君がつまんだ いつの間にか 火はついて君が夜をこじ開けるあぁ横顔だけでも良いなんて情けないくらい 君が綺麗だ 今この花火が散るその前に伝えられなきゃきっと変われない燃えて燃えて燃えて赤く光って 灰になれたら夏が始まる 最後の一つは 君がやればいいよほんの一瞬だけ 細い指先が触れた 燃えて落ちる 流線を見つめる君を見つめるあぁこのままでいいかもなんて…
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Monster – 吉田山田
人の悲しみを食べ 心を満たすくせに誰かの涙につられて泣き出した 青い空を眺めても 赤い目の世界だ笑いかけたつもりが噛み付いた 振り回されているのは自分かも何色の血がこの身体に流れているの? Monster 僕らは Monster本当は愛してると抱きしめていたいのにMonster 僕らは Monster爪を磨いて牙を剥き震えながら叫んでる 人の優しさに触れ 今度こそ変われる触れた手から滴り落ちていく…
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音楽 – 吉田山田
生きることは 淋しいこと生きることは 虚しいことそれでもまだ 生きたいと思うのは同じ気持ちを 君も持っていたからだ 触れられないその痛みの答えは歌の中に君と僕とこの世界を繋いでいる赤い糸 抱きしめてあげるよ 泣けない君のこと抱きしめてあげるよ 今夜音楽で抱きしめてあげるよ 足りない心ごと抱きしめてあげるよ 今夜音楽で 生きることは 恥かくこと生きることは 汚れることそれでもなお 生きたいと思うのは…
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日曜日 – 吉田山田
買い物袋をぶら下げて 上る坂道どこかでカラスが鳴いている こんなことならいっそ車にすればよかっただけど悪くない顔してるね 一番大切なことはあなたとなんでもない暮らしを 生きていくこと坂の上まではあと少し ゆっくりバターを溶かして 炒める玉ねぎヘンテコな鼻歌歌ってみる 一番大切なことはあなたとなんでもない景色を 眺めてくことなんでもないこの日を 思い出すこと静かな寝息と夢の中 人気の新着歌詞 約束の…
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夜な夜な – 吉田山田
首都高速用賀出口 なだらかな坂道しばらく信号待ちしながら ふと思った今日は一度も笑ってないな 青に変わったなんとなく窓を開けてみたら冬の匂いがした 午前2時 国道20号 息を白くして走る人を横目に見ながらふと思った胸を焦がしたあの情熱は どこにいったか肘をついて触れたほっぺたが冷たかった 泣きたい時は泣いてもいいよ誰かの声が木霊してる明日晴れても家にいようよその哀しみは君一人のものだよ 静寂と冬の…