吉岡秀隆

月 – 吉岡秀隆

だから僕は誰も信じられずに
車を飛ばし夜の街を抜けて
思い出していたのさ幼い頃のことを
いつからだろう孤独を知り生きることの意味をひとつひとつ
砂を噛むように届かぬ思いで過ごすようになってしまったのは
闇夜を切り裂くあの月のように
あこがれにこの身を削りながら
もうすぐもうすぐと届かぬ夜空につぶやいてる

だから世の中に出るのが恐くなって
陽のあたらぬ部屋でうずくまってる
手にしたものがそれほどでもないことに気づいて
もう一度始めから歩きだそうとすべてを捨てても
こみ上げてくる不安と絶望はつきまとってくるものだから
闇夜を切り裂くあの月のように
何もかも受け止める光が欲しい
疲れにむくんだ僕の顔を照らし続けてよ

だから人の愛を求めるようになり
涙の訳も聞かずそばにいてほしい
生まれ育った街で笑われ続ける僕でも
君がそっとつぶやいた生きることは何だか寂しいんだと
それでもいい殴られても必ず起き上がれるものならば
闇夜を切り裂くあの月のように
一人きりでも優しく 照らし続けたい
誰もが皆寂しさにうちふるえる前に

闇夜を切り裂くあの月のように
あこがれにこの身を削りながら
もうすぐもうすぐと夜空に向かって叫んでいる
もうすぐもうすぐと夜空に向かって叫んでいる

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