古市左京(帆世雄一)

  • 路地裏はいつもにわか雨 – 古市左京(帆世雄一)

    手を繋ぎ歩いたあの日の道 不意に懐かしくなって歳を取ったんだと今更気づいたはしゃぐ背中は変わらないけどな 言い訳ばかりの日々募った叶いもしない夢など無駄なものだなんて思ってた 肩を濡らして 路地裏はいつもにわか雨もうそばにいると決めたんだ いくつになっても 晴れやかな涙の後なら今日も伝わらなくていい虹が架かれば つまらない事をうんぬんかんぬん 口煩いと笑われ歳を取ったからか柄にもなく思うこんないつ…

  • 雨のモノローグ – 古市左京(帆世雄一)

    降りしきる雨の街を肩濡らし歩いてくぼんやり灯る看板軋むチェア腰掛けて 勝手ばかりな奴等頬杖つけばため息退屈しない日々燻らせながらああ 移りゆく季節の中変わらない想い達カーテンコールの渦と辿り着きたい場所と 胸の奥灯る火をエチュードに描き出す積み重ねてく日々めぐらせながらああ お前の涙は見たくなくていつだって俺がそばにいるまばゆい光集まるステージ守り抜く 決めたんだああ 幼い日の夢の燃えカスがくすぶ…

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