春は名のみの風の寒さや
谷の鴬歌は思へど
時にあらずと聲も立てず
氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと思ふあやにく
今日もきのふも雪の空
春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる胸の思を
いかにせよとのこの頃か
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約束したけど憂鬱で笑顔が引きつったこんな贅沢な世界で幸せになるのが恐い4時までふらふらと遊んで4時半にはタクシーに乗って耳には天気と景気の話眠りを妨げるここのと
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世界が終わるその前にふたりは知り合って恋をしただれでも気持ちいいことが好きでもなぜかしら言い訳を探してさよならと言ってさよならと言って世界が崩れて逝くなかふたり
タイプを打つ午後のユウウツビルの外の温度差をみんな忘れているなにも変わらない日常装うのにもなれてきた“満たされてますか?”なんて不意をつく問いに戸惑って止まる。
ひとりでお茶を、飲むひとりの部屋経済新聞の束....もういらない離れてしまうきっかけなんて些細なコト無責任に嫌いになるから一緒にいられなくなるのかなほんのちょっ
あんな幸せがずっと続くとは思っていないけど今はもう少しさよならの先送りをして...話題を探してる出来るだけ楽しい話題はやく、喋らなきゃ.....あなたは喋らない
花が咲く、カラダじゅうに。埋もれてゆくのを感じながらまばゆい糸は金と銀の紡ぎ織り成す白い景色見えるよ.....目を閉じればそれは.....誕生の瞬間、感情の上昇
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だれも知らない、声もかけない昼下がり平日のプールが好きルルル....水のなかは、ほらなにも聞こえない気付いたら、ウソついて会社サボってたけれど悪くない、そう思っ
連休だっていうのにひとりどーせ、連休じゃなくてもひとり食べ残したゆうべのチキンの脂が酸化して部屋じゅう肉のにおいがする捨てなくちゃ捨てなくちゃ でも昼間ゴミ捨て
ちかごろわたし「辛い」って感じない強くなったのかなぁ....生温い風が吹いてくる春は柔らかくも残酷な季節そう、忘れていたことを思いだすただただ無邪気でただただ健
待ちわびた週末「友達」として車に乗る走り出す2CVきっと知らない今日のわたしの計画心臓の音が話、途切れさす水を失ってただもがくだけの魚みたいだわたしの思うこと全
悪いことだと知ってて約束をしてしまったそんな過ちずっと繰り返してるどこか期待をしているイヤな自分を見つけてしまって乾きかけてる爪をこすっていたいつでも三人のとき
ぼんやりとそぞろ歩く地面は柔らかく沈む足首に絡まりつくのは臆病なココロだけ都合良く呼び出して都合の良いキスをされたりそれでもついてくるって弱み握られてるなら時に
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