わたし鮮度が落ちちゃった 完璧な大人になれないまま
テレビは水泳のレースを流してる 花瓶の水は目減りしてる
映画の結末も読んだ本の内容も片っ端から忘れて
憂鬱表では恋人たちが痴話喧嘩 昔の恋人たちどうしてるかしら
ああ、なんて美しい私の日常
なんでもやりたがる貧乏性と何もしない富豪だけの都市で
少なくとも百年は孤独わたし鮮度が落ちちゃった
人生の残りが掴めそう窓から新宿の夜景が見える
どれもこれもが昨日みたい
青い煙草の煙が白く吐き出されるのをぼんやり見つめながら
ため息表から弾ける声が聞こえてる
あの頃の友だちどうしてるかしら
ああ、なんて美しい私の日常
なんでもやりたがる貧乏性と何もしない富豪だけの都市で
少なくとも百年は孤独
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巨大な遊園地 – 僕とジョルジュ 退屈な彼をおいて憂鬱な街を抜け軽いワンピースでちょっと南の島サンダルは後で探そう気絶しそうに甘いカクテルと気まぐれなお天気雨ここはまるで楽園ねWi-Fiがないの
秋の檸檬 – 僕とジョルジュ 彼はでていった 突然にいつものこと でも泣いている秋に降る雨のように 無造作な涙よ僕は「どうでもいい屋さん」つい言ってしまう それがどうしたでも君だけは愛してる
今夜 – 僕とジョルジュ 知らないおじさまの フランス人形と目が合ったとき「私もこうなれるの?」なんて思った 儚すぎていまは 私が人形よ
可哀想なジョルジュ – 僕とジョルジュ この町に置き去りにされたジョルジュは魅力的な男にも振り向かない「若いのに可哀想ね」うわさ話もどこか うわの空遠くを見つめてるあの あんちくしょうめそのうち ふら
さよならを数えて – 僕とジョルジュ 誰もが好きで 誰もが要らない私のことは そう思ってる朝はあの人 夜はこの人うつ波のように 寄せては返す若いから ああ 今だけ ほしいのねああ 花のようにいい時
無邪気な少女 – 僕とジョルジュ ママみたいにはなりたくないなパパも私のほうが好きでしょうもう我慢しないで大人の女なんてご機嫌取るのだって 面倒くさいでしょパーティードレスを着ていると素っ気ない
週末 – 僕とジョルジュ 月曜日は いつも安心で可笑しくなって 少し笑う土曜日には彼は少し ワインを飲んで髪を撫で 古い映画を観る週末が 嵐のように過ぎ去っていく日曜日は いつも不安でた
変な恋 – 僕とジョルジュ 君と僕は35歳離れてても兄弟みたい君と僕はセックスをして歌を歌って遊んで暮らす君と僕の変な恋は変な恋さ普通の恋
42歳 – 僕とジョルジュ 花びらを巻き込んで重たい風が吹く好きな人はずっと42歳短くした髪を結おうとした好きな人はずっと42歳むつかしい本を読む古めいた映画も 観たけれど落ち葉が雨に撃た
迷子 – 僕とジョルジュ あら ここはいつか来た場所だわなんでいつもこうなるのかしらかわいそうな アタシ道ならぬ道を行くちょうど三秒前いつも通り今度の王子さまも逃げた 逃げた坂を転がって
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二月生まれ – 僕とジョルジュ 四月生まれの君は 優しくする義務がある二月生まれの私に 優しくする義務おりがみがとても上手で 背もずっと高いし男の子なんだから ずっとそばで守っていてね四月生ま
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酒場の知らない人達 – 僕とジョルジュ 火曜日 酒場の人達故郷なんてないみたいな顔してる火曜日 酒場の人達私もきっとそんな風に見えているのだろう嘘ついてるわけじゃないけど会話が風船みたいに浮いてしまう